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らくちん道への道

日本のオカルト150年史: 日本人はどんな超常世界を目撃してきたか(河出書房新社)


内容紹介
明治以後、今日まで150年間の、超能力・心霊現象・UFO・UMAにまつわる出来事・人物について解説。知られざる真相を公開!

オカルト好きは買うべきな分厚い本。

著者の秋山眞人さんは若い頃から超能力者として活動していて、長寿番組「たけしの超常現象SP」のようにキレ芸のイメージがあったが、この本は肯定派の立場でオカルト史を冷静に書かれている。

最初に出て来る日本のスピリチュアル・ヒーリングの元祖とされる“水原實”の名前は恥ずかしながら初めて知った。
(巻末年表の最初が「仙童寅吉」なのも驚き)

戦前の福来友吉博士の超能力研究、催眠術・霊術ブーム、大本教の話や戦後のスプーン曲げ、UFO、オカルトと共産主義者・ヒッピー文化の話、三島由紀夫と石原慎太郎、スピリチュアル・ブームと否定派・・・など多岐に渡る。

最後の方に出てくる、最近復刊した占い雑誌「エルフィン」の記念パーティーの話。

100人ほどのパーティーで、70年代であればこれだけの人が集まれば喧嘩になっただろうに大変良い雰囲気だったそうだ。

やはり、現代だと「みんなで仲良くつるんで客を回しあう商売」が原則なのかと思う。

秋山さんは科学とオカルトが同じ目線で語られる時代が来ることを考えているようだが、量子論や素領域理論という便利なものがあるとはいえ意図的に超常現象を実現できるのはまだ先のような感じ。

「オカルト軍国主義の敗北」とあるように、日本は先の大戦では国を挙げて多くの宗教家を集めて結界を張り敵国を呪詛したりした訳だが見事に敗北している。

ただし、戦時中日本人の精神論に苦しめられた海外の諜報機関や軍関係者が調べた結果、呼吸法や丹田に注目し自国に持ち帰り研究した話があるようだ。

超能力研究といえば旧ソ連が有名だが、アメリカにおいても陸軍中野学校で教えられていた丹田呼吸法がGHQに持ち帰られ宇宙飛行士の訓練に使われた話が出て来る。

私も最近では否定的に語ることも多い気と丹田についてだが、実際には気と丹田を重視する武術家の極々一部には凄まじく強い人がいるのは確認している。

とはいえ、観念的な要素が強い事もありほとんどの人は妄想レベルで終わっている為、私の結論としては先ずは人間として機能的な姿勢や動きができることが前提であると考える。

どの方法論も現実に使えるようになるには様々な検証の中で導き出すしかない。






# by rakuchin-dou | 2020-02-28 01:11 | 最近読んだ本 | Trackback | Comments(8)

「間合い」とは何か: 二人称的身体論(春秋社)


内容紹介
私たちは「間合い」とともに生きている。雑踏でぶつからないのも何気ない会話ができるのも、間合いがあればこそ。人はいかにして状況に対応しているのか。野球、柔術、サッカーから歯科医と患者の会話、フィールドワークの人間関係まで、様々な事例から本質に迫る。「人間らしさ」を巡る知能研究の最先端。

時間がなくて書店でざっと読み。

「間合い」という実際には極めて感覚的なものを、難しい色んな言葉を使って論理的に説明している学者さんは流石。

個人的に「間合い」といえば、天才だった整体の野口晴哉先生や武術的な交差法の達人の小林直樹先生が思い浮かぶ。

歯医者さんと柔術の話は面白かった。

この本での柔術は寝技主体のものだが、立ち技の柔術も人間の骨格構造を学ぶには良いと思う。

あまり語られないという胴着を使う柔術の“つくり”の話や上達過程で相手と接触しない状態でも相手の動きがわかる時があることが語られている。







# by rakuchin-dou | 2020-02-27 01:15 | 最近読んだ本 | Trackback | Comments(0)

関西出張施術2020.02.23+「“女性性の時代になる”とは聞くけれど・・・」の話

定例の関西出張施術。

前回の筋膜系手技の刺激が強すぎた反省から、今回は骨格調整から。

最後、いくつかの硬いところがどうしても取り切れず鍼の力を借りて何とか収める。

その後に食事に連れて行ってもらったが、例の高貴な御方の話を聞いた。

普通の人が立ち入れない場所でもフリーパスなのは凄いが、何気に格式のある某神社に立ち寄った時に事前に神様レベルで話が先方に伝わっていた話は不思議。

「祝の神事」のその後については保江先生がいずれ著書に書くだろう。

夜は神戸の先生のところへ。

こちらでも神さまと繋がった女性たちの話を聞いた。

しかし、こちらの話はかなり俗っぽい。

一つは、ある女性教祖が会社社長の男性を騙して結婚したが、財産だけ奪った後に男性を無一文で家から放り出した話。

もう一つは現在進行形の話なので詳しくは書けないが、某子宮系の教祖が言ったという「女はお金に困れば股を開けばいい」というのを地で行く話。

今回の獲物が最大級なのも理由であるが、一晩で大出世できる女性の強みを最大限発揮しているともいえる。

こういうの聞くと「女性には絶対勝てないな・・・」と深く思う。

若い時は夜のお店にも通って遊んだが、こちらの世界もやってる事は変わらないんだね。

スピリチュアルの世界では『これからは女性性の時代になる』とよく言われる。

これは次元上昇や進化というより、神話の地母神の時代に逆行しているような感じを受ける。

母なる温かく優しい要素と冷徹で残虐な要素を併せ持つ存在。

ある部分では私自身もお世話になっている立場なので、あまり悪くはいえないところはある。

基本的には世界は色んな人がいた方が面白いと思う私であるが、この手の女性が権力を握って偉そうにしている世界が来ることは望まない。






# by rakuchin-dou | 2020-02-24 23:16 | 雑感 | Trackback | Comments(0)

大人になっても夢を見続けていたい人達

最近のスピ系の流行りのストーリーは「目覚める」みたい。

しかし、こういうのにハマる人達は目覚めるのではなく逆に夢を見させられている感じはしている。

そういえば、私が関わった武術の世界でもスピリチュアルの問題と同じものが存在する。

故・松田隆智先生と仙道の高藤聡一郎さんをルーツとし多くの漫画やラノベなどのネタとして使われたこともあり、伝説的な気・丹田を使う太極拳などの中国拳法の達人のイメージが出来上がった。

確かにイメージの中では強い格闘家でも軽く倒せてしまう。

現実的には、身体が大きく筋力のある強い人に対して武器使用とか不意打ちや大勢で襲うなど卑怯なことをしないと喧嘩では勝てず、こちらの方がより中国人的な発想である。

これらの人達を不憫に思い現実を教えようとする人もいるが、経験上これは徒労に終わることが多い。

何故かというと、彼らの多くは「貴族になりたい人達」だと私は考えている。

例え怪しくとも何かしらの権威のところに居さえすれば他人よりレベルの高い貴族でいられ永遠に夢を見続ける事ができる訳だから、彼らは現実に引き戻されることに対して断固として拒否するのは当然。

諸行無常で生きていることが苦であるこの現実世界にどうしても納得できない人の気持ちはわからないではない。

癌などの強い痛みにはモルヒネを処方されることもあるので、強い苦しみを抱えた人にはこれらのものは必要だと考えている。

現在の私の心境としては、怪しいネタはあくまでも趣味の範疇として又は自分がおかしいと思うことはツッコミを入れるなど当ブログでも引き続き主張はするつもりだが、彼らを完全に駆逐しようとまでは考えていない。

現実的でない夢のような話を空想しても十分に生きていける日本はまだまだ平和だということである。






# by rakuchin-dou | 2020-02-23 04:07 | 雑感 | Trackback | Comments(0)

福岡市中央区薬院駅近くの整体・鍼灸院のブログ。仕事関係より読んだ本の感想がほとんど。
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