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らくちん道への道

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安倍晴明-陰陽師従四位下(青林堂)


内容(「BOOK」データベースより)
次々消えていった藤原道長の政敵。晴明はその出世を呪術で支えたのか?悪霊・怨霊に取り憑かれた平安京で天皇、貴族から庶民まで心を掴んでいた晴明。超人的な呪術、呪詛の力、千年語り継がれた晴明伝説とは。

安倍晴明と陰陽道について平易に書かれた本。

国家専属の官僚占い師という役人としての表の顔と、呪術を用いて悪鬼や悪霊を打ち破った伝説の裏の顔を持つ。

安倍晴明は85年という長寿の生涯で活躍したのは40歳からで、当時としてはかなり高齢のスタート。

従四位下(じゅしいげ)という殿上人の身分の出世を果たす。

昔の小説では老人としてのキャラクター設定だったが、荒俣宏「帝都物語」の加藤保憲の前段階を経て夢枕獏/岡野玲子「陰陽師」今日に至る安倍晴明のイメージがつくられた。

陰陽道については、陰陽五行説や易、道教など中国から輸入した思想から、陰陽寮という役所を基盤に平安時代に日本で成立したもの。

それ以前にも聖徳太子や天武天皇が陰陽道のベースとなるものに力を与えている。

著者独自の視点としては、有名な蘆屋道満や吉備真備が出て来る「簠簋抄(ほきしょう)」の元になったものが茨城の筑波山麗の猫島に残る「晴明伝記」と考えているところ。

猫島には安倍晴明が出身とされる伝説があり、晴明神社では晴明の母とされる信太の狐が祀られているし晴明井戸はドーマン(五角形)をしている。

また、この茨城説の一部には安倍晴明が平将門の子とされているものもあるらしい。


<追記>


安倍晴明のように役人としての陰陽師ではなく民間の陰陽師について書かれたものとしては、こちらの本の方がかなりディープ。

今でも続く安倍晴明・陰陽師ブームであるが、この話は避けて通れない。



民間陰陽師についてはこの本も良い。
近代における陰陽師村の話など貴重な資料が多い。







by rakuchin-dou | 2019-12-31 02:47 | Trackback | Comments(0)

皇帝たちの中国史 (徳間書店)


内容紹介
中国人も知らない歴史の真実!
中国史はなぜわかりにくいのか?
国名も違えば、民族も違う――それなのに「中国5000年」の歴史などという真っ赤な嘘をつくからわからなくなる。
日本では歴史教科書で中国という国の歴史がずっと続いているように教えられるが、中国という国があったわけではない。皇帝たちがそれぞれ異なる国をつくって、その国が交代しただけ。
フランス大革命でブルボン王朝が倒れたが、フランスがフランスであることは変わらない。しかしシナの最初の皇帝である始皇帝のあと、武帝が建てた漢はまったく別の国家と見なければならない。そうなると中華人民共和国はわずか70年の歴史しかないことになる。
本書は、始皇帝、漢の武帝など古代シナの皇帝たちから、元のフビライ・ハーン、明の朱元璋、清の康熙帝など歴代皇帝たちの治乱興亡を中心に、これまでの通説を根底から見直し、日本人には想像もつかない誤解もプロパガンダもたっぷりのシナの歴史の謎を解明する。


「チャンネルくらら」でやっていた番組「皇帝たちの中国」の書籍化。

私もこの番組では大変勉強させていただいた。

帯の「中国5000年」の歴史など真っ赤な嘘!とあるように、戦後の日本で意図的に作られてきた中国に対する認識が大きく変わると思う。

著者の宮脇先生が学会で言ったという「全ての歴史学は歴史修正主義でなければなりません!」は中々シビれる。

ただし、どこかの国のように歴史を都合良く捏造することではなく、学問であるならば新しい事実が出てきた時は過去の定説をも覆す必要があるということ。











by rakuchin-dou | 2019-12-28 02:53 | 最近読んだ本 | Trackback | Comments(8)

イスラム2.0: SNSが変えた1400年の宗教観 (河出新書)


内容紹介
イスラム法学者よりもGoogle先生!ネット、SNSは1400年の宗教観、法解釈を根底から変えた。新時代のイスラム思想とは?
日本人の知らないイスラム最前線!! 
ウェブ上にアップされた『コーラン』や「ハディース」。
一部の宗教エリートたちのものであった知識や解釈が、翻訳・検索機能により誰でも容易に直接アクセスできる時代となった。
このことにより、「啓示」は宗教エリートの手をはなれ、一般信徒の原理主義化が加速する。
神の啓示に服従し、イスラム教徒はイスラム法によって統治される秩序の確立を目指し、
彼らが正義だと信じるジハードを実行することが「正しいイスラム教徒」であることに気付き、それを希求するようになったのだ。
日本人の常識、西洋的価値観は捨てよ!
ヨーロッパでは「同化しない」イスラム教徒たちが、「移住」と「多産」により各国で議席を獲得しはじめるなど、
民主的なイスラム化をすすめる「静かなるジハード」が進行し問題となっている。
また、イスラム教徒が集住することで生まれたノー・ゴー・ゾーン(警察管理外地域)の増加、学校のイスラム化など、
これまでの西洋的価値観では対応しきれなくなり、その失敗が白日のもとに晒されている。
一方で、イスラム諸国も「イスラム教の宗教言説」を改革しなければ、テロの問題を解決できないことを認め、正面から向いはじめている。
移民問題をはじめ、ターニングポイントに立たされている日本は、西洋の二の舞とならずに、どのように対処していけばよいのか──
「思い込み」「自分の価値観」を廃し、ただ「事実」に基づいてイスラム教を読み解く!!

理想論ではなく、今起こっている現実からイスラムとどのように付き合うかを考えさせられる本。

国の概念がなく、それぞれの国のルールより神の言葉を正義とするイスラム。

ネットの普及で神の言葉に直接触れる人が膨大に増える一方、そのまま読んでしまうと危険な内容も多い。

キリスト教の残虐な歴史を見るとイスラム教の方が少しマシのような気もするが、どちらも本来異教徒への寛容さは皆無。

ヨーロッパの例を見ても、世界中に移民として広がれば多くの軋轢を生むのは必須なので、平和ボケの日本で寛容に受け入れ続ければどうなるか?

彼らにとっての正義の権利を認めれば、日本の文化が壊滅することは十分にありえる。

この現状を見ても「国境のない平和な世界」の理念を進める人たちは毒以外の何ものでもない気がする。

西洋的な民主主義やリベラルが最善で「イスラムのような古い慣習は、民主主義などの文化に触れることで変わっていく」という考えそのものが傲慢だった。

リベラルの人達には、まずは敬虔なイスラム教の人達の集まりにLGBTの人を連れて行って友好な関係を結べるのかを実証して欲しい。

読んでみて、あらためてそれぞれの文化や宗教を尊重するのなら、逆に強固な国境や移民の受け入れを制限した方が良いという結論になってしまう。

<追記2019.12.26>
※動画が見れるのは大体二週間ぐらい


今日の虎の門ニュースで、ご本人の飯山陽さんが出ていた(1:20:35あたり)。

「イスラムでは神を信じるだけでは救われず、神の命令を実践をしないといけない」という宗教であるということ。

問題となっているイスラム国などでは、有名な「コーランか剣か(イスラム教に改宗するか、死ぬか)」やジハード(個人がナイフ買って異教徒を殺しに行くことを含む)を実践しない人はイスラムとして正しくないし堕落しているという考えで行動している。

イスラム全体の中ではこの考えが間違っているという声もあるが、「何が正しいのかを決めるのは神以外にいないため、イスラムではどちらの解釈も正しい」という話は民主主義的な価値観を持つ者にとっては衝撃的である。

あと、中国が現在行っているウィグルへの弾圧は中国がイスラム化させないための防衛が目的として行っているらしい。

中国側の主張は「(ウィグル人に対して)イスラム教をやめろと言っている訳でなく、中国共産党の思想に矛盾しないようにコーランの内容を書き換えるように言っているだけ」。

これはイスラム側からすれば絶対にやってはいけないことなのだが、「絶対やってはいけないことにどんどんチャレンジするのが中国」という話は、確かに物凄く中国的である。

現時点では、中国はお金の力で他のイスラム教の国々からのクレームを押さえている。







by rakuchin-dou | 2019-12-25 22:35 | 最近読んだ本 | Trackback | Comments(5)

ATLASラジオ 2nd -14:昭和初期に実在した帝国神霊学院!!星校長の数奇な人生


まさか、星天学(ほしてんがく)の話が聞けるとは思わなかった。

星天学は岐阜県の根尾村出身の霊術家で、加茂郡八百津町(八百津せんべいが有名)で、昭和初期に「帝国神霊学研究会(この動画では仙人を目指す学校)」を主催していた。

著作は国会図書館で読んだことがあるが、全国各地の霊術を学び自己の研鑽を加え独自の境地にあったようだ。

また、岐阜からは田中守平、臼井甕男、荒深道斎、田中治吾平という霊術・霊学家を輩出している。

動画の後半で宮地水位の話が出て来る。

(本文敬称略)

<追記>
星天学や弟子は「石化の法」といって身体の一部を強化して刃物を当てても切れない術を得意にしていて、この学校出身の人がソ連の科学アカデミーに教えに行く話が語られている。

私の知人が、何十年前(?)にロシアでシステマの原型のようなものと身体にナイフの刃を通さないデモを見せてもらったらしいが、もしかしたら何かの繋がりがあるのかも。







by rakuchin-dou | 2019-12-23 10:54 | 気になるニュース | Trackback | Comments(2)

カメの甲羅はあばら骨 ~人体で表す動物図鑑~ (SBビジュアル新書)


内容紹介
もし人間の骨格の一部が動物のものだったら
「えっ! カメの甲羅って人間のあばらなの? 」
「フラミンゴの逆に曲がった膝の部分は人間でいう足首!? 」
図鑑や動物園の解説でなんとなく知ってはいるけど、いまいちピンとこない動物の体のしくみ。
そんな動物の体の構造を、私たちヒトのからだを無理やり変形させることで、わかりやすくしてみました。
カメの甲羅、ゾウの鼻、コウモリの手……
おなじみの動物たちの体の一部が直感的によくわかる!
まったく新しい「体感型」動物図鑑です!

表紙の奇怪なイラストのインパクトに脱帽。

ショッカーの改造人間が実在したら、こういう形体になるのかと思った。

後半の部位別比較では、虎鷹拳院の藤松先生の動物理論によく出て来る「蹠行性、指行性、蹄行性」の歩行の分類が出て来るが、参考になるかな?






by rakuchin-dou | 2019-12-19 01:16 | 最近読んだ本 | Trackback | Comments(2)

関西出張2019.12.15

定例の関西出張施術。

久しぶりに腱引き的な手技を使った。

基本的に筋肉の引き攣れに関しては手技より鍼の方が効くと感じているが、血管や神経の多いところや肺など内臓に近いところは恐いので、表面を弛めながらかなり奥の方に指を入れて引き剥がしてみたところ術後良い感じになった。

夜は神戸の先生のところに行った。

粋を重んじる神戸の先生の計らいもあって、くすぶっていたプロジェクトが一気に動く感じになり来年は手伝い等で神戸に行く回数が増えそう。






by rakuchin-dou | 2019-12-17 07:42 | 整体 | Trackback | Comments(0)

歴史が眠る多磨霊園(花伝社)


内容紹介
あの人も、この人も、こんな人まで――
近現代史の宝庫「多磨霊園」で歴史散策
日本初の公園墓地であり、東京ドーム27個分の広大な面積に40万の御霊が眠る多磨霊園。
文学者、政治家、芸術家、学者・文人、実業家、芸能人、軍人から反戦平和に生きた人まで、
明治~平成期に活躍した著名人の墓所を厳選して紹介し、その生涯と生きた時代に迫る。
[多磨霊園に眠る、本書で取り上げた主な著名人]
有島武郎、三島由紀夫、長谷川町子、高橋是清、岡田啓介、大平正芳、美濃部達吉、新渡戸稲造、
内村鑑三、井深大、ヴィクトル・スタルヒン、岸田今日子、岡本太郎、向田邦子、ラス・ビハリ・ボース、
東郷平八郎、山本五十六、樺美智子、浅沼稲次郎、徳田球一
老舗人気サイト待望の書籍化!

歴史的な資料価値が大きい本。

私の多磨霊園の思い出。

東京に住んでいた時に、明治末から昭和初期に流行した「霊術」を研究するにあたって、壮神社版「霊学講座」を頼りに多磨霊園に眠る松本道別先生に御挨拶したくてお墓を探したことがある。

お試し(?)もあって見つけるのに数日間掛かってしまったのだが、霊園内を歩き回り途中で歴史的に著名な人物のお墓が多数あることに気が付いて、長時間歩くのも苦にならなくなった。

無事に松本先生のお墓参りが出来たものの、途中で見た川面凡児翁の奥津城の大きさと比べて、私もお世話になっている療術などの功績を考えると少し寂しい思いをした。




by rakuchin-dou | 2019-12-16 22:09 | 最近読んだ本 | Trackback | Comments(3)

分離から統合へ -「人類の目覚め」を紐解く二つの異なる切り口(ナチュラルスピリット)


内容紹介
No.1スピリチュアルカウンセラー・並木良和 VS 元ソニー役員 工学博士・天外伺朗、
人類の進化と目覚めを早める一冊!
「スピ系」× 「学問系」
「人類の目覚め」を紐解く、二つの異なる切り口!


現在色んな意味で注目のスピリチュアル・カウンセラー並木良和さんと、元ソニー重役で技術者でありながらスピリチュアルの論理的な説明でファンが多い天外伺朗(てんげ しろう)さんの対談本。

まず本自体の薄さが気になるが、中身はそれなりにある。

並木さんの語る話は大筋では良い事を言っていて彼が大人気な理由がわかるし、「自分に意識を向ける、つながる」というのは大事でその通りではある。


天外伺朗さんは「意識の変容」をテーマに語っている。

いま、「分離」から「統合」へ変容する大きな潮流があると考えているようだ。

私自身も確かにこの潮流自体はあると感じているが、天外さんが究極の統合としている「無分別智」の存在も概念としては否定しないものの、我々が肉体(仮にエネルギー体のみで生きれたとしても)を持っている限りは、認知し得ても究極が本当かどうかは最後まで分からないと思う。

(分別のあるこちらの世界から、抽象度を高めればアートマン的なものに行く“かも”しれないし、更に進めば何もなくなってしまう“かも”しれない)

たとえば「チャネリング能力」といった「超個」の、自我を超越したレベルの能力を身につけた人が、人間的にはまだ幼く、自我のレベルの中でも依存が強烈に残っているようなケースが多いからです。(P116)

天外さんは、意識の成長・発達に関してチャネリング能力や病気を治す法力など超能力を身につけても、日常生活での人間関係が上手くいかなくなってしまった人が多いことを挙げている。

こうならないように「思い上がりを戒め、謙虚に地に足をつける」ことを説いているが、ほとんどの彼らの目的が「すごい人になること」なのだから実際には難しいんじゃないかと思う。

心理学者のユングが統合失調症に移行する危険性を指摘したと書かれていたように、関わる前の一番最初に大きな危険性があることを知る必要がある。

そもそも、いわゆる超能力が自我を超越したレベルの能力だと思うのが間違いで、科学者などのインテリが陥りやすい罠である。

優れたチャネリング能力や病気を治す法力を持つといっても、彼らは芸能人やスポーツ選手と同じで人々の生活を豊かにする道具として使うべき存在。

社会的人格者であることは稀だし、仮に憧れがあったとしても自分の人生を明け渡してよい存在ではないことはバカでもわかりそうな話。

天外さんの話を読んでも、結局こちらの3次元世界とのバランスを取らないでやってしまうとマズイことも起こるということ。

(この辺は、いわゆる悟っちゃった人は「こちらの世界などない!」と言う人もいて、これはこれで正しいし、抽象度が高いこちらの方がレベルが上だと思ってしまう人も多く、説明するのが面倒になる)

実際、スピリチュアル・リーダーとされる人の中には表で愛やワンネスなど語っていても、裏では尊大で自己中で愛を感じないサイコパスな人が結構いる。

これは元々こういう人だった可能性が高いが、スピリチュアルのワークで作り上げて後天的になった人もいると思う。

また、最後の方に「実質的変容」が深まった人の特徴が25個書いてあって、こういうの読んじゃうと「書かれている人にならなければ!」と無理矢理頑張っちゃったり、書かれた人を装う人が増えてくる気がする。


対談パートでは、ほとんど天外さんが話していて疑問等を並木さんに投げかけるスタイル。

並木さんは最初ペースが掴めず(?)質問を聞き返したりするのだが、私から見て流石スピリチュアル・ホストクラブの一流ホストだけのことだけあって、途中から天外さんがそれなりに納得できる答えを返していた。

個人的に疑問が多かった、天外さんの著書「日本列島祈りの旅」2冊に書かれていなかった裏話がわかったのも良かった。


話を並木さんに戻すと、例のアセンションは2020年の春分3月20日にゲートが閉まり始め、ゲートが完全に閉まるのが2021年12月21日らしい。

最近は、何故か私の所にも並木さんにとってあまり良くない情報が伝えられることが増えているが、彼自身のゲートが別の意味で閉まったら笑ってしまうかも。

彼らの啓蒙によって「意識を変えた」人の多くが全然大した事ないのを見て失望しているのと同時に、「いっその事、意識を変えて特別になった人が“アセンション”で瞬間移動して別の世界に全員消えてもらえば、残ったこちらの世界は結構面白くなるかも?」とすら思い始めている。







by rakuchin-dou | 2019-12-14 01:26 | 最近読んだ本 | Trackback | Comments(2)

日本における宋氏形意拳の第一人者は藤松英一先生


日本の中国武術業界事情には詳しくないが、これに異論がある人はいるのかな?

実際に中国まで行って日本人で初めて宋氏形意拳を学び、日本で教えたのは藤松先生なのは紛れもなく事実だし・・・

(日本で宋氏形意拳を教えている中国人の先生はおられるみたいだけど)

で、藤松先生の元弟子の人が、藤松先生に習った事を隠して教えているという話。

当然、元弟子から習った人は実質的には孫弟子ということになる。

武術は、内容はもちろん誰から伝わったのかが大事なのだから、伝系をオープンにするのが普通は筋だと思う。

名称使用や同じ内容(といっても間違っているらしいが)をお金を取って教えているのなら猶更で、本来十分な配慮が必要なところ。


<追記>
回族心意六合拳の伝承については、陶子鴻→張克強→藤松英一(敬称略)となるようだ。

先日東京時代の友人が福岡に来られたので一緒に居酒屋に飲みに行った。

聞くと、彼は心意六合拳を張克強先生の兄弟子に習ったそうで技を少し見せてもらった。

単把の手の形や力の出し方など、私が習った藤松先生のものと結構違っている。

教え方が中国の人らしく、最初ウソを散りばめて後で「これが本当」と言って違う方法を教えるらしいのだが、私から見ると本当と言っていた技も怪しい感じがしたことは彼に伝えた。




by rakuchin-dou | 2019-12-11 01:01 | 雑感 | Trackback | Comments(19)

「からだ」という神様 新時代における心身の癒し方 (アネモネBOOKS)


内容紹介
魂との重なりに生じた「ゆがみ」を癒すと、肉体の不調は改善していく!
日本人の霊性向上を牽引するスピリチュアルリーダー達が熱く語る、 これからの「こころ」と「からだ」癒し方
量子物理学から見えない世界を切り開く保江邦夫氏、現代医療を知りつくした矢作直樹氏、
不可能と言われていた「完全反射するダイヤモンド」を開発した迫 恭一郎氏
それぞれ異なる専門分野での研究成果が次世代医療のビジョンへと統合され 魂の医療の時代が到来する!
これからの医療はエネルギーから見た、心身の癒しとバランスの観点が必要になってきます。
音や光による手法やエネルギーバランスを中庸に調整する、「光を完全反射するダイヤモンド」の
登場などにより、より健康に、より豊かな心で生きる時代に入りました。


う~ん、普通に見れば権威ある世界的物理学者と東大医学部名誉教授がダイアモンド屋さんの広告塔になっている感じの本。

ちょうど、ある人から原形(?)ともいえるエイトスター・ダイヤモンドについて創成期の話を聞いたばかりだった。

内容的には、保江先生の「自分を愛する」話や矢作先生の「からだの声を聞く、からだへの感謝」の話はその通りだと思うが、それがダイアモンドとどう繋がるのか?

この本に書いてあるダイヤの効能を列記すると、
・心身のエネルギーを「中庸」にする。
・このダイヤモンドを持つと、自分だけでなくまわりの人々も癒してあげられる
・ 地球を護ることができる
・ 中庸になると本来の免疫力、治癒力、生命力が自然と発揮されている状態になる
・ 霊障がなくなる 
・・・など

効能を担保しているのが、EAV(フォル式電気鍼)という元々は経穴(ツボ)に電気を流して抵抗値を測る機器での数値というのは何とも心もとない気はする。

理論的な根拠は、保江先生の著作「脳と心の量子論」にも出て来る「エヴァネッセント・フォトン」の存在。

(何処かで聞いたように)ターゲット層はお金に余裕があるマダムで、こういうのが好きなら購入するだろうし、普通の庶民に対して恐らく無理矢理購入を強要されることはないと思う。

このダイヤモンドに触れた瞬間あらゆる症状が改善されるのなら、治療家の私も大絶賛してお勧めするのだが実際の効果は未知数だし、例えば難病などを抱えた人が医学的な回復効果を信じて借金してまで購入するのであれば現時点ではお勧めできない。

後半の、「瞑想などの修行はいらず、目の前のことを楽しみ、ただ中今に生き、ありのままの自分で過ごしていればいい」とか「 自分の使命を見つけなければとか、何者になろうなどと考える必要もない」という話。

今の人生が上手く行っている人や、社会的に不幸に見えてもそれを全て受け入れることが出来た人は、確かにその話に納得できると思う。

しかし、上手く行っていなかったり受け入れる事が出来ないから普通の人は向上心を持って勉強などの努力をしているし、安易な人生逆転を狙ってスピリチュアル商法とかに飛びつく人も多い訳で・・・

中今に生きている人が、過去生や未来予知の話を何故わざわざ他人に語るのか?

ありのままの自分になるための意識を変える様々なセミナー、メソッドやグッズが必要だとするのは何故なのか?というツッコミは野暮なのかね。

(故・エスタニスラウ神父のモンセラート修道院での荒行も無意味ということになるし、実際のところ修行もしない普通の人が「愛」を使っても武力に対抗するのはほぼ不可能である)


あと気になったのは、ルシファ星やアトランティスは 「思考重視、物質重視、科学重視」で意識を肥大させて文明を進化させた結果滅んだ人達で末裔が今の白人らしく、唯一食い止めるのが縄文人というところ。

この本に書かれている錬金術師や陰陽師が行っていたものは、当時最先端の科学だったし兵器的な意味もある。

白人以外の文明も大概酷くて、白人に侵略され滅んだ部族も規模が小さいだけで残虐な歴史を刻んでいる。

ここで「縄文人」とされる人々も過去~現在まで“彼ら”に負けまくりで混血することで生き延びてきた歴史。

個人的には、侵略者がその土地の人々を完全に根絶やしにしなかった理由は、逆らわず同化するのなら殺す手間より利用価値の方を重視したと考えている。

「最近弥生人と縄文人の末裔が伊勢神宮で和解をした」という話を神戸の集まりの時に聞いたが、この話が本当でも担保のない約束は過去頻繁に破られているのは歴史が証明している。

多くの価値観を持つ大量の移民を推進している我が国の現在、対抗策を持たぬままフワフワとしたスピリチュアル系縄文人に回帰する日本人が増えれば、今後確実に“彼ら”に奴隷にされるか最悪滅ぼされる道しかない。

それでもこの手の話を広めようとするのは、霊魂が主で中今に生きているから肉体が傷付けられたり滅んでも大丈夫ということなのだろうか?






by rakuchin-dou | 2019-12-08 21:57 | 最近読んだ本 | Trackback | Comments(4)

福岡市中央区薬院駅近くの整体・鍼灸院のブログ。仕事関係より読んだ本の感想がほとんど。
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