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らくちん道への道

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生き物の死にざま (草思社)


内容紹介
すべては「命のバトン」をつなぐために──
子に身を捧げる、交尾で力尽きる、仲間の死に涙する……
限られた命を懸命に生きる姿が胸を打つエッセイ!
生きものたちは、晩年をどう生き、どのようにこの世を去るのだろう──
老体に鞭打って花の蜜を集めるミツバチ、
地面に仰向けになり空を見ることなく死んでいくセミ、
成虫としては1時間しか生きられないカゲロウ……
生きものたちの奮闘と哀切を描く珠玉の29話。生きものイラスト30点以上収載。

虎鷹拳院の藤松英一先生推奨の本。

生き物たちの生殖と死についてがほとんどだが、著者が語ると皆健気に感じてくる。

ちょうど友人の訃報を知らされたばかりだったこともあり、「人生とは?」と深く考えさせられた。

夏の風物詩、血を吸いにくる蚊はメスしかいないというのは初めて知ったが、彼女たちの様々な苦難と冒険の物語は泣ける。





by rakuchin-dou | 2019-11-30 02:17 | 最近読んだ本 | Trackback | Comments(0)

[新装版]謎の出雲帝国 天孫族に虐殺された出雲神族の屈辱と怨念の歴史


内容紹介
四千年の歴史を脳裏にきざんだ
オオクニヌシ直系のカタリベが出雲王朝の封印を解く!
そこに時間というものは存在しない、あるのは空間のみ、
いまだに古代史の世界が存在している…
待望久しい幻の名著が38年の時を超えて復刻!
~出雲神族・天孫族・ヒボコ族、この三者の結合・離反・対立・闘争を調べれば、おのずと古代史の謎が解けてくる~
・日本の裏面史の研究にかかせないヒボコとは?
・蘇我入鹿を誅殺したのはヒボコ系の暗殺団!
・記紀に書かれた天皇の行動は、すべて天皇自身のものであったのか?
・奈良朝ごろまで各種族間に通じる言語はシュメール語であった⁉︎
・出雲神族は遙か彼方オリエントの地からやってきた!
・天孫族は敵に酒を飲ませ、音楽を聞かせ、油断させた上で、残酷なやり方で殺していく…
・出雲神族は天孫族によりほとんどが殺され、絶滅状態に…
・出雲神族は反体制に徹する!
・種族が違うことによる違和感、闘争による怨念はなかなか消えない…
~出雲神族は不思議な種族……どんなに混血させられても絶対に同化しない~
・熊野大社 対 神魂神社、出雲では現在でも敵対関係が続いている
・いつしか神々の承認は天孫族の承認へと変わってしまった…
・出雲神族ほど朝鮮系の渡来人を嫌う種族はいない。
・出雲神族はシュメールを追われ、インド→ビルマ→タイ→中国江南→朝鮮→ロシア→カムチャッカ半島→千島列島→北海道→出雲へと渡来した⁉︎
・出雲神族の葬儀は風葬と水葬で行われた
・継体天皇は、昔から謎の天皇とされてきた…
・武烈天皇で神武王朝は断絶。国は乱れ、出雲神族は頼まれて天皇を出した
・継体天皇~宣化天皇は出雲神族であった

元々は1980年の本で、絶版だったものが熱烈なファンがいるのか復刻。

著者の吉田大洋さんが、出雲神族直系を自称する富當雄(とみまさお)さんという元サンケイ新聞の記者に出会うところから。

富さんの正式の名は、富上官出雲臣財當雄(とみのじょうがん いずものおみ たからのまさお)で、祖神の魂の具象化である勾玉を<宝石・たから>と呼び、これを付すことのできる財筋(たからすじ)の王家らしいが、後輩の司馬遼太郎さんから「実証は不可能ですが・・・・・・」と言われている人物。

吉田さんは富さんが語る話を真実だと直感、更にアイヌや物部、古族系の人達と面談し彼らの伝承を聞き出し、シュメールの話など著者独自の考えを加えている。

吉田さんには多くの信奉者がいたようで、神社関係者であっても既成の神道界に不満を抱く人も集まっていたようだ。

内容は副題の「天孫族に虐殺された出雲神族の屈辱と怨念の歴史」に現れていて、記紀に書かれている平和裏に行われたはずの国譲りの話が実は朝鮮から渡ってきたスサノオを長とする天孫族という侵略者に騙され滅ぼされたと考えている。

今となっては事実はわからないが、私は会津戦争時の略奪や虐殺の歴史を秘密裏に伝承している人の話を聞いたことがあるので、「屈辱と怨念の歴史」を伝える人たちがいてもおかしくはないとは思う。

ただ語られる内容が“真実”であるところからスタートしている為、都合の良い話のみが採用されている可能性も大きいと思うので所々に違和感はある。

個人的に興味深かったのは「美保神社の青柴垣(あおふしがき)の神事」の話。

美保神社のHPによると、
青柴垣神事は、美保崎におられる事代主神が、父神である大国主神から国譲りの相談を受け、譲ることを進言した後、海に身を隠したという様を儀礼化し、神霊を一年に一度新たにする祭です。
とあるが、出雲伝承では
コトシロヌシは天孫族に呪いの言葉を残し、海に飛び込んで自殺した。そのときの模様を再現するのが、美保神社の青柴垣の神事である。(P116)
「青柴垣の神事は、天孫族への恨みを決して忘れないぞという、出雲人の無念さを表すものなのだ。屈辱の神事でもある。観光客に見せるようなものではない」(P117)
とあり、美保神社は怨念の塊みたいな位置づけで、これ読んだら気軽に観光などに行ける気がしない。

美保神社は富家のもので、本来の祭神はミホススミノ命であるそうだ。
(確か諏訪ではタケミナカタと同じだと読んだことがあったような・・・)

あと、遣唐使の吉備真備のように漢字が使えた人達を帰化人と断定しているのは単純すぎないか?




<追記1>

女(め)首長のアラハバキ(荒吐神)について書かれている絶版中の謎の弁才天女―福神の仮面をかぶった呪詛の神 (トクマブックス)も読んでみたい。





<追記2>
出雲神族の大祖神はオオクニヌシではなくクナトノ大神だそうで、岐の神(道祖神)や地蔵菩薩と習合している。

この地域の地蔵信仰といえば伯耆大山で、埋没神復活を企てた出口王仁三郎の立替えの重要な場所。

また、クナトといえば天外伺朗さん(この本が元ネタ)だが、あれだけのインテリでも検証もしないでチャネリングが真実だと思って行動しているのは、何とも・・・

各地で行われている「祈り」の本音はどうかは知らないが、例の「縄文」もほとんどが日本の国体である天皇の力を弱くする方向にしか行かない気がする。

そういえば、天外さんは『地縛霊というのは、「分離」された生命エネルギーが、肉体が消滅した後も残ってしまった状態。』と書いていたが、この説どこかで?







by rakuchin-dou | 2019-11-27 08:31 | 最近読んだ本 | Trackback | Comments(0)

偽書が描いた日本の超古代史 (KAWADE夢文庫)


内容紹介
記紀の記述を覆す超古代文明が存在した? 漢字以前の古代文字があった? 『竹内文書』『東日流外三郡誌』など、偽書の数々を紹介。

ジュンク堂福岡店で面陳されていた去年の本。

令和になり祝賀ムードの昨今、同時に次々起こる天候異常や大嘗祭予算削減など不穏な流れもあり、内面では天皇の弱体化に向けての動きが加速している感じ。

人はみな神様であることに異論はないが、天皇は皇統に属する男系しかなれないことは日本人なら頭に入れておくべき。

一見天皇陛下への崇敬の念を表に出していたとしても、やっていることは鎮魂・封印されていた過去の怨霊たちを解き放つのが目的の活動としか思えない人もいて警戒が必要である。

(国民による天皇親政を掲げながら、隠れ共産主義者による軍事クーデターを画策していた皇道派の歴史に学べ!)

偽書の歴史の正当性を語る人たちの根底にはルサンチマンから来る精神的な選民思想があり、この世での地位が逆転することを願っている。


カタカムナ

ここ数年人気で、金の生る木を見つけたかのように多くの人が群がっている。

今世紀に入って船井幸雄さんの著作「イヤシロチ」もあって、船井流の手引きで商品化に成功したのだろう。

著者の原田実さんは、遺跡や文字遺物などの物的証拠が全くないことから楢崎皐月の創作だとみている。

陰謀論で有名な太田龍さんはカタカムナと出会い極左からの転向の契機となったが、1970年代に目を付けていたところは何かを感じる。

九鬼文書( くかみもんじょ )

ここでの「鬼」の字は「かみ」と呼ぶのだが、これは綾部九鬼家のみ。

綾部の九鬼隆治の子宗隆は特に上の点がない字の「鬼」に拘ったのだが、原田さんによると中国では二つの字の意味は同じである。

因みに九鬼文書の製作を手伝っていた人はご存命。

幣立神宮については、先代宮司が古史古伝マニアであることは疑いようがない。

更に、ここのブレーンだった内村健一氏が結成した天下一家の会という国債ネズミ講の事件が有名。

参考:『青年地球誕生』にツッコミ!(その7) ・・・ 幣立神宮さま(教祖様にツッコミを入れるページ 様)

あれ?「大宇宙大和神」(おおとのちおおかみ)って何処かで聞いたような・・・




by rakuchin-dou | 2019-11-25 01:21 | 最近読んだ本 | Trackback | Comments(0)

安倍総理と後援会の悲願は平家復興?(2019/11/21(木) 【虎ノ門ニュース】より)



※確か公開2週間ぐらいで消えるのでお早めに。

例の「桜を見る会」に因んでの安倍総理後援会の話(28:00ごろ)は面白かった。

安倍総理の先祖が東北の安倍氏というのは知っていたが、前九年の役で敗れ流された安倍宗任の三男・安倍季任が松浦党(水軍)の婿養子になって、その後に壇ノ浦の戦いで平家側に付いた松浦高俊の娘が平知忠(たいら の ともただ)に嫁いだ後、源氏の追及から逃れるために油谷町に落ち延びて元の安倍の名字に戻したという歴史。

油谷町の手前にある豊田湖のほとりには安徳天皇陵があり、伝説では逃げ延びた時に安倍総理の先祖達が安徳天皇の御遺体を担いでいたとされている。

安徳天皇を祀る赤間神宮の氏子総代が安倍総理のお母さんで、石橋文登さん曰く「頭領の安倍総理、後援会は平家の御家来衆だと見たらわかりやすい」。

宮司さんが「ようやく平家の御代が戻ってきました・・・」と石橋さんに語るところは少し背筋が寒くなった。

安倍総理の地元は平家の町だった。

(あれ、縄文は?)


<追記>
なんだろう?「安徳天皇」のキーワードの繋がり。

少し調べてみるかな。







by rakuchin-dou | 2019-11-24 01:02 | 雑感 | Trackback | Comments(0)

フルベッキ写真の正体 孝明天皇すり替え説の真相 (二見文庫)


内容紹介
150年前の “ 謎の写真 ” の真実と歴史の裏面――
「フルベッキ写真」には坂本龍馬や西郷隆盛などの幕末の英傑、さらには明治天皇の “ 替え玉 ” もうつってはいなかった!?
維新成立の闇と謎を解き明かす衝撃のノンフィクション!

謎のフルベッキ写真については著者の本が一番まとも。

「フルベッキ群像写真」と明治天皇“すり替え"説のトリックの改訂版の更に改訂版らしいので、こういう本が出続けることは大事。

「田布施システム」の鬼塚英昭氏と柳井に住んでいた松重楊江氏の生前の取材は貴重。

松重氏は、フルベッキ写真に写っている人々と明治維新の功労者と結びつけて記入したのは玄洋社の頭山満翁だと考えている。

また、この本では安重根が伊藤博文を暗殺した理由とされる「孝明天皇を暗殺したのは伊藤博文」の話が玄洋社ルートで聞かされたとしている(大本教の関与?)。

中丸薫氏、山口貴生氏、柳原政史氏などが「明治維新の英傑が一堂に会した」根拠としている「フルベッキの孫の中村保志孝から提供された資料」という話がある。

取材から中村保志孝氏はフルベッキの孫などではなくライジング・サン石油会社(後のシェル石油)の長崎支社長ピー・ホーツワードの子であることが判明していて、フルベッキの孫の話が捏造されたものであることがわかる。

参考:フルベッキの子孫を巡る噂(舎人学校) 

あとは、ネットで本物の睦仁親王の写真とされ拡散されているものが伏見宮貞愛親王の写真であることなど。

個人的には、フルベッキ写真の人物と内田九一が撮影した明治天皇肖像写真を比べる鑑定の部分は蛇足だったんじゃないかな?と思う。

<追記>
フルベッキ写真については元々興味はなかった。

そういえば、25年ぐらい前に高知の坂本龍馬像の近くの土産物屋で当時ファンだった坂本龍馬の肖像写真のパネルを買ったことがあったが、同じ大きさのパネルでこのフルベッキ写真が置いてあった記憶がある。







by rakuchin-dou | 2019-11-21 22:59 | 最近読んだ本 | Trackback | Comments(0)

せめて死を理解してから死ね! 孤独死のススメ(ヴォイス)


内容紹介
天国へ行くには、
善人も悪人も関係ナシ!
天国行きのチケットを
手に入れるのに必要なのは、
たったひとつの
ある言葉だけ!
素粒子の世界から「この世」と「あの世」を知り尽くした
理論物理学者が語る「孤独死のススメ」10か条

神が人間に望むことは、「今まで見たことも聞いたこともない情報を持ってきてほしい」ということだけなのです。(本カバーそでより)

白いパルパティーン議長のようなコスプレは死神らしい。

たったひとつの言葉だけで天国に行けるらしいので、天国に行きたい人は試してみると良いと思う。

死後の世界について素領域理論や保江先生の体験から、すべての魂が体験したあらゆる情報が蓄積された“大いなる源=ワンネス”に戻っていくそうだ。

生きている時の新しい体験・情報をワンネスに戻し、その後再び魂がこちらの世界(?)に戻ってくる。

自殺の場合はそのメカニズムが働かず魂が消滅するので自殺はいけないという考え。

釈迦の教えだと、この世は一切苦と見て輪廻転生のサイクルを断ち切ることが解脱となるので、この考えだと自殺=解脱とならないか?という疑問は出てくる。

この本での天国の良さと地獄(無間地獄?)についてや、自殺で動きを止めた黒い点になることと動きのある神の秩序の違いなどは、私にはわからなかった。

何人かの霊能者から私の前世を聞くことがあるが、今の私の現状で前世から成長どころか大幅に劣化している有様では、次は輪廻転生をせずに消滅するのが一番良い気もする。

人間の欲も、権力、お金、女(男)、名誉ぐらいで、手に入れても何度かの経験で飽きる程度のものだろう。

また「動物は自殺しない」という話も、調べてみると現時点での科学的な結論は出ていない。

死にゆく知人が会いに来るという話は私も昔からあって、最近では当日か次の日の夢に出てきてその後に亡くなられたことを知るということが多い。

本のタイトルでもある「孤独死のススメ」については、例え多くの人に看取られようが死ぬ時は一人で皆同じというのが私の考え。
(逆に道連れ出来たらコワい)

闇を友にする話はその通りで、明りに囲まれた現代では難しいが闇も中々楽しい。

この本にも出てくるように武術や神秘行では深夜に行うものもあり、私も若い頃は虚弱で心身過敏だったので娑婆で狂った感覚を仙道修行も兼ねて夜の山に入って戻していた時期もあった。

見えない闇の中での様々な感じは、個人的には座禅に似て神道の「中今」にも通じる。

読んでみて、たったひとつの言葉やキリストへの信仰、念仏唱えて極楽浄土など使えるものは何でも使って、こちらの世界で日々多くの珍しい体験をして地縛霊にならない程度に“いかに生きるか”が死ぬことよりも大事のような気がしてきた。

<追記>
死んでからの話は、「神と人をつなぐ宇宙の大法則 (理論物理学vs仏教哲学)」(マキノ出版)にも詳しい。

この本では、個と全体は同時にあり、死んで肉体がなくなると個別の魂もなくなり、一つの魂が輪廻転生することはない事が素領域理論を元に書かれている。






by rakuchin-dou | 2019-11-20 21:55 | 最近読んだ本 | Trackback | Comments(11)

神社で拍手を打つな! -日本の「しきたり」のウソ・ホント (中公新書ラクレ)


内容紹介
怪しげな「しきたり」に踊らされるな!
●神社の「二礼二拍手一礼」は伝統的な作法なんかじゃない!
●除夜の鐘を全国に広めたのはNHKだった!?
●初詣は鉄道会社の営業戦略だった!
●郊外の墓参りはバブルが生んだ年中行事!
●結婚式のご祝儀もお葬式の半返しも伝統なんかじゃない!
●そもそも、クリスマスはキリスト教と関係がない!
日本人が「しきたり」と思っている行事には、ごく最近生み出されたものが少なくない。私たちは「しきたり」とどう向き合えばいいのか。「しきたり」の概念を根底から覆す一冊。

Amazonでは低評価だが、「二礼二拍手一礼」のルーツには以前から興味あったので参考になった。

ネットで拡散されている「三礼三拍手一礼が正しい参拝」であるという怪しい話が、この本でもデマであることがわかる。

著書の島田裕巳さんによれば、資料では「二礼二拍手一礼」は1875年(明治8年)に式部寮が編纂した『神社祭式』が初で「再拝、拍手」と記されていて、同年の伊藤博文の発言とされる「一揖再拝二拍手一揖」が起源とされている。

ただし、『神社祭式』で定められた作法は、あくまでも神職が神社で行われる祭事に臨むときのもので、氏子の立場にある一般の人間に対して勧められたものではないということである(P38)。

カラー版 イチから知りたい! 神道の本(西東社)P216よれば、二拝二拍手一拝の参拝が定められたのは1958年)

島田さんは、江戸時代の1763年に出た伊勢詣のガイドブックのような書物『伊勢参宮細見大全』の中で、参拝者は座り込み、合掌して拝んでいる人はいても、拍手を打っているような人間は一人もいないことなどから、現代の「二礼二拍手一礼」の作法に疑問を持っている。

明治維新までは神仏集合だったので仏教のお寺のように合掌して祈念していた人もいたのに、「二礼二拍手一礼」では祈念する時間が取れないというのが不満なようだ。

「二礼二拍手一礼」が高度成長期からの初詣ブームの時間短縮の目的で推奨されたとも考えている。

「二礼二拍手一礼」推奨を定めたのは神社の元締め神社本庁であるが、東京都神社庁ホームページで「お参りする際の作法には厳格なきまりはありません」とあり、本来はもっと(合掌なども含めて)自由でいいのではというのが、島田さんの結論のようである。

祈念の内容についてはこの本では言及されていないが、「とにかく一心不乱に祈る」とか『強い願望を持ち込むと穢れる」、「いや、願望でも私利私欲ではなく公的な願望なら良い」など色々考えはあると思う。

また、神社の存続維持の為には多くの人に来てもらいたいのと同時に、神社や神様ですら“パワースポット”という商品として乱獲的な消費をされていくのは個人的には悲しさも感じる。

そこには過去の日本人の美徳であった慎ましさは既にない。

参考:神社で「二礼二拍手一礼」は伝統的な作法ではない 宗教学者が教える“しきたり”の嘘(デイリー新潮)

これ以外にも「しきたり」に関係する雑学がいくつか。

<追記>
何度か参考にしている2007-03-08 二拝二拍手一拝という作法(西野神社社務日記 様)の記事。

ここでの「参拝者はその神社が主張する作法に従うべきで、それがその神社にお祀りされている神様への礼儀」であるという主張は一般的には納得じゃないかな?

それでも個人がしたい作法があるならすれば良いだろう。

神社の神職は神様と氏子の取り次ぎ役であるから、仮に神社が定める作法などがおかしければその神社の神様から神職の人に何かしらの仕打ちがあるはず。






by rakuchin-dou | 2019-11-18 09:19 | 最近読んだ本 | Trackback | Comments(0)

ATLASラジオ176:スターゲート滅亡論を斬る!?アセンション は個ではない?



たまたま見つけたけど、山口敏太郎さんの冷静な解説が良い。

例の並木良和さんについての話が出てくる。

私とは接点がないと思うのでそんなに興味はなかったが、印象としてはスピリチュアル・ホストクラブの一流ホストのような感じ。

他人を気持ち良くさせ、何か自分が特別な人になったかのように思わせる商売手腕は見事。

不安を煽る高額セミナーが界隈では不評だという話をつい最近聞いたが、こういうのが好きな人が自己責任で自分のお金の余裕の範囲でやっている限りは問題は発生しないと思う。(更に聞いた話だと、個人個人に神を降ろすのが一人100万円だとか・・・凄いね)

この前矢作直樹先生にお会いした時には並木さんの話はしなかったが、対談で矢作先生が言って欲しそうなことを直ぐに補えるのは流石。

スピリチュアルの教えにはとても為になることも多いのだけれども、商売としてのスピリチュアル・ビジネスは例えば「直感が大事!」とか言って相手に考える事を放棄させ自らの商売に誘導するもの。

(「直感が大事ではない!」と言っているのではない。バクチのような単発まぐれではなく、常時に直感を正しく使う為には結局は審神者のように相当の知識と経験がいるという話)

並木さんの本音は知らないが、多くのスピリチュアル商売人からすれば「スピリチュアルとはバカを騙すちょろい商売」ぐらいにしか思っていない。

山口敏太郎さんの提唱する「オカルトは知的なエンターテインメント」はその通りで、オカルトはバカではできない。







by rakuchin-dou | 2019-11-17 08:55 | 少し不思議な話 | Trackback | Comments(0)

神戸会合・私見余談 おまけ

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「2k19 龍穴、別府進一 先生」

神戸の先生のところに少し前に訪ねて来て、このDVDを置いていったらしい。

会合の前日入りした私は打ち合わせに行き、その場にいた人達で観賞。

内容は、色んな龍と天皇即位、ムー・レムリアの話。

「ああ、そうなんだ・・・」という感じで最初ポカーンと聞いていた。

2度目に視た時に、別府さんたちが意図せずに話していることで今の変な流れの疑問が解決。

坂本龍馬と同じ土佐弁が聞けたのも良かった。

こういう人は昔もたくさんいた気がするが、学校の校長先生と教員が普通に話しているのは少し時代も変わったのかな?

あと誰か(山本光輝先生の関係者?)がお土産で持ってきた、藁を束ねた輪っかと痛みが消えるシールや頭が良くなるリング(?)を皆で試したのだが、治療に使えそうだったので私が代表で譲り受けることになった。







by rakuchin-dou | 2019-11-16 12:28 | 少し不思議な話 | Trackback | Comments(2)

神戸会合・私見余談 その3



※更に続きの続き。

保江先生的には「この場に縄文に関わる人が集まるべくして集まった」と見ていたようだ。

確かに保江先生が気に入って連れて来られたグループの人達は、私とは考え方は違えども志がある好人物ばかりであった。

あとで神戸の先生に聞いても、「うちに来る精神世界(スピリチュアル)の人のほとんどが(波動が高いとか)偉そうな割には他人の受け売りばかり話す人達ばかりだが、保江さんが連れてきた彼らは自分の体験を自分の言葉で話していたね~」とグループの人達には大変好印象だった。

ただ、この日の段階で当初のプランが変わってしまったみたいなので、(矢作先生との縁が出来たとはいえ)グループの人達も何で連れて来られたのかピンと来なかったんじゃないかと思う。


話を聞きつけた参加した保江先生と矢作先生のファンのグループに関しては、やっぱり普通のスピリチュアルの人だったかな?

会食前に待機している時に同席していたので彼女らの会話が聞こえてきたが、「〇〇神社の神様は“金”という字があるから金運が上がる」とかそんなレベルの話ばかりしていた。

直接には話さなかったが、「そういえば、保江先生の本では、神社は自分の願望や欲望を神様にかなえてもらいに行くところではない。そういう人ばかり集まるようになってほとんどの神社が穢れてしまったと書いてあったね」と聞こえるように話した。

こういうのは人間の性としては認めるものの、「やっぱりこういう人が集まってしまうんだな・・・」と思った。

そういう私も昔は神社に願掛けに行ったこともあったが、何度やっても手を合わせた途端に全く頭の中で考えることができなくなるので神社で願を掛けることはやめた。

また、神戸の先生が事前に会食時にNGにして嫌っていたことを無視して自己紹介で話してしまった人がいた。

この話に保江先生が乗ってしまって場の雰囲気は一見良くなったのだが、会合の主役の一人である神戸の先生の気持ちが最後まで読めなかったことにはやっぱりズレがあったんじゃないかな?

私が以前から何度も書いている、Oリングとかのキネシオロジーテストにハマっておかしくなった人の末路に似ている。

最初はただの直感を導く道具として便利に使っていたものが、途中から神様の声として絶対視してしまう。

これで全て上手く行くのなら問題ないが、これと実際の現実世界の現象とは合わない事例が起こっても無視するようになって最後は自滅する。

同時に普段から誠意をもって会話をしておけばこういったミスも減ると思うのだが、神様の声を絶対視している時点で他人を見下しているから無理かもね。

個人的には、相手が誰であろうと誠意をもって会話できる人が現代の審神者だと思う(芯があるのが前提)。

天才・保江邦夫先生の場合は相当に強い神仏の加護があることは間違いないと思うし、この路線で何処まで行けるのかも興味もあり、これらが杞憂であることを祈るばかりである。






by rakuchin-dou | 2019-11-15 10:08 | 少し不思議な話 | Trackback | Comments(0)

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