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らくちん道への道

人類史上最大の波動上昇が訪れた!(徳間書店)



内容紹介
新元号から地球の波動は大きく変わった!
高次領域からの最新情報がここに!


地球は高次元への波動上昇という道を選択し、
その動きはいっそう加速しつつあります。
しかし、この変化が私たちにもたらす影響は、
けっして手放しで喜べるものではありません。
波動上昇中の地球には、かつてないほど大量の
否定的なエネルギーが降りてきています。
なぜなら1987年以降、幽界と冥界が
急速な勢いで縮小し、消滅しつつあるからです。
地球が非物質化していくということは、
人間の体も非物質化していきます。
そのため、
エネルギーの感度がますます高まります。
そこで消滅中の幽界、冥界からの否定的な
エネルギーを受けやすくなってしまうのです。
この急速な波動上昇によって、物質次元に
あふれ出している邪気にやられないためには、
どうすればいいのか。
心身の不調を脱し、新しい時代に対応できる
自分をつくる方法をお伝えします。
ヒーラー、セラピストは必読の書。

題名だけだとわかりにくいが、エネルギーの本。

「ヒーラー、セラピストは必読の書。」とあるように、治療家には納得できることが多く書かれている。

何度か記事で書いているが、エネルギーを使って難病を次々治していた業界の先輩が癌であっけなく亡くなってしまったのは、昨年中で個人的に衝撃を受けた事例。

更にリーディングのスペシャリストが揃っていたのにも拘らず、誰も癌を見抜けなかったのもダブルでショックであった。

エネルギーの過敏や肉体の弱化などがあると悪い影響が出るのと、本人が「波動を上げて高い次元のエネルギーを受けているから大丈夫!」だと本気で感じていても実際は大きなダメージを受けていることが多いので、この本ではこれらを予防するヒントは書いてあった。

チャクラを整えても肉体への影響は避けられないようだ。

肉体を瞬時に治したり、武術などで相手を触れないで飛ばしたりするような力強いエネルギーを「冥界からのエネルギー」と否定的に書いているところは注目。

某療法を習っている時、主催の先生と講師の先生が「治る時のエネルギーは、地中から足裏を通り下から上がってくるんだ!」と言っていた(注1)。

私自身はそちらの方法論はあえて採用していないようにしていたが、より物質的なことに作用させるには下からの方が効果があるとは思う。


あと、気になったところは姿勢の話。

著者は踵重心の姿勢を否定し爪先重心になることを勧めているが、日本人のほとんどが元々骨盤が踵方向に引っ張られているとはいえ、立っている時は頭と肩が前方に行って股関節がロックして膝でバランスを取っている人が多い。

更には、それを無理に補正しようとして腰を前に入れ胸を張って緊張して立っている。
(その時には爪先に体重が掛かっている)

なので、一旦姿勢を骨格的に揃う踵側(距骨上)重心にして鼠径部を深くし股関節を使えるようにした方が改善率は良いと思っている。

その為には、腸腰筋の緊張だけでなく後ろ側の多裂筋や仙腸関節なども見る必要がある。

頭と頚部にに関しては、施術だけでは中々維持が難しく、最初は適正な位置と上に釣りあげられている感覚を24時間維持するぐらいでないといけない。

それでも上手く行くと自分の世界がそれ以前と一変するので、めげずに是非ともチャレンジして欲しいところ。



注1:これで思い出すのはクンダリニーの蛇に例えられる螺旋のエネルギー上昇である。某療法は最後はクリスチャンになることを求められるところであったが、サタンの象徴でもある蛇の力を使用するのは果たして大丈夫だったのか?という疑問が出てくる。日本では大国主命が医療の神で冥界の神でもあり、大国主命の和魂の大物主は蛇神でもある。


<追記2019.705>
コメント欄の返信で「動物→人→神に至る」と書いて思い出したが、昔のアニメで「超獣機神ダンクーガ」というのがあった。

なおダンクーガとは「断空我」で「我を空にして煩悩を断つ」という意味らしい。







by rakuchin-dou | 2019-07-01 03:27 | 最近読んだ本 | Comments(9)
Commented by シュガー at 2019-07-02 21:17 x
らくちん堂様

最近エネルギーの本は縁遠かったので、久しぶりに読んでみたくなりました。

>より物質的なことに作用させるには下からの方が効果があるとは思う。

私もそう思います。腰痛や肩こりなどの即物的な痛みには下からのエネルギーが効果的でした。友人の武道家も地面から取り入れた気で戦うことがあるようなので、物質面と深く関わっている可能性はかなり高いでしょう。

>サタンの象徴でもある蛇の力を使用するのは果たして大丈夫だったのか?という疑問が出てくる。

海外(特に欧米)のエネルギー療法家は蛇以前に異教自体を恐れるため、クンダリーニ系の療法は避ける人が多いと聞いたことがあります。そのような治療家はシンプルに天にいる神に祈って手当てをするようです。海外でレイキが受け入れられやすかったのは、天からのエネルギーを取り入れる技法だったことも関係しているかもしれません。
Commented by rakuchin-dou at 2019-07-03 08:15
シュガー 様

「令和に元号が変わって変化が加速しエネルギーの影響を受けやすくなった」ということで書かれた本みたいです。

結局はこちらの世界を構成している物質である肉体を強くしていく必要はあるでしょうね。

私は肉体は下から上に作っていった方が良い派で、武術でも習った八卦掌はこういう体系でした。

(著者の「第六チャクラがエネルギー的にはエンジン」というのもその通りでしょう)

自己流でやって、実感が強い下丹田に固執して先に行かない人も多く見ています。

まあ、チャクラや生命の樹、十種神宝など色々あり、(宗教が絡むとはいえ)どのモデルでも良いと思いますよ。

>海外(特に欧米)のエネルギー療法家は蛇以前に異教自体を恐れるため、クンダリーニ系の療法は避ける人が多いと聞いたことがあります。

そうでしょうね。
某療法の話は、エネルギーの質や流れについて聖書に書かれていないのでスルーしたのでは?と思っています。

野口整体の合掌行氣なども宗教的に嫌厭されたりと、日本以外の世界は寛容ではないですよね。

レイキも悪くはないと思いますが、ティーチャークラスでも個人差が大きいのと、創始者の臼井先生が数年で亡くなっていることなどから、本当のところ何のエネルギーが使われているのかが引っ掛かります。
Commented by シュガー at 2019-07-05 21:34 x
らくちん堂様

おっしゃる通り身体強化が基本だと思いますし、下から上に強化していく方法が一番安全だと実感しています。

>自己流でやって、実感が強い下丹田に固執して先に行かない人も多く見ています。

確かに下丹田は土台となるため重要ですが、結局全身のエネルギーを練らないと行き詰まる気がします。本などではあまり指摘されませんが、全体のバランスこそが重要なのではないでしょうか。

>本当のところ何のエネルギーが使われているのかが引っ掛かります。

臼井先生はかなり危険な断食を行い、エネルギーが目覚めたようです。体調が悪いとき、自分の生命力が犠牲となって思わぬ癒やしの力が発揮されることがあります。先生は非常時の生命エネルギーを知らずに使い続け、結果として早く亡くなったのかもしれません。
Commented by rakuchin-dou at 2019-07-06 03:00
シュガー 様

下から上の方法論は動物→人→神に至る道ともいえますが、これが安全なのかは正直わかりません。

ご存知かもしれませんが(前に書いたかも)、仙道だと上から作る流派もあり、こちらの方が純度の高いエネルギーを使える場合もあります。

下丹田は物質的世界への作用(念による願望実現など)が大きいので、強い成功体験からバランスが大事だという考えに至らないか、あっても消えてしまうみたいです。

また、下丹田の強化は鬱になりやすいみたいですね。

バランスは大事ですが、目的が何処にあるかで変わるもので、積極的に肉体の消滅を求めるところもあります。

>先生は非常時の生命エネルギーを知らずに使い続け、結果として早く亡くなったのかもしれません。

私も知らずに自らの生命エネルギーを使ってしまい早逝されたと思いますが、現代で普及する時に「外気功と違い宇宙のエネルギーを使うので、邪気を受けにくく疲れることがない」というような宣伝文句を訂正する必要がありますね。
Commented by なななとり at 2019-07-07 11:25 x
らくちん道様


こんにちは、初めまして。いつもブログを拝見させてもらっております。

先のコメントで
〉また、下丹田の強化は鬱になりやすいみたいですね。
とありますが、逆に鬱などに良いと思っていました。
頭に上がった気を下げるという感じで認識していたのですが、宜しけばもう少し詳しくらくちん道様の見識をお聞かせ願いたいです。

宜しくお願いいたします。
Commented by rakuchin-dou at 2019-07-07 13:58
なななとり 様

コメントありがとうございます。

「下丹田の強化は鬱になりやすい」話は説明不足だったかもです。

下丹田の強化については、虚弱な人なら最初肉体が強くなるのでやっても良いと思いますし、効果が実感しやすい場所でもあります。

鬱の場合でも下丹田の意識で改善すれば、ある程度続けても良いと思いますよ。

マズいのは、この後に強化に執着すると逆に発散できない状態になり鬱になったり悪化する症例を見ていますが、どうやら中毒性があるみたいです。

歴史的に道教の影響がある坐禅では、先に自我の思考の問題に無理やり集中させられることで昇華されて、同時に下丹田の強化を伴います。

欠点としてはバカになるというか頭が悪くなりますが、鬱の問題は解決しているといえます。
Commented by rakuchin-dou at 2019-07-07 14:24
<追記>
現代医学だと「うつ病は脳内のセロトニン不足」という説があります。

これだと脳内のエネルギーの不足を改善した方が良いとなりますね。

これとセロトニンのほとんどが作られる小腸(下丹田のある場所)との関連性が考えられますが、セロトニンは関門で止められ脳に行かないことから更なる仮説(腸内細菌とセロトニンの関係や別のネットワークの存在など)が出ている状態です。
Commented by なななとり at 2019-07-07 15:22 x
らくちん道様


早速ご回答くださいましてありがとうございました。

私自身が鬱症状という訳ではないのですが、気持ちを落ち着かせるのに丹田を鍛えることが良い!みたいに考えていました。

悪いことはではないけど、それだけでも駄目と理解しました。

また何かありましたら質問させてください。
ありがとうございました。
Commented by rakuchin-dou at 2019-07-07 19:57
なななとり 様

一つの方法論で効果が出たとしても固執するのはよくないという話です。

身体は変化し続けていきますので、常に自分の身体の声を聞くとか状態を観察するとかしていると自然に答えが出てくると思います。

また、エネルギー的な感覚だけでなく、物質的な身体のしくみを勉強することも必要となりますね。

福岡市中央区今泉の整体・鍼灸院のブログ。仕事関係より読んだ本の感想がほとんど。
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