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らくちん道への道

医療と仏教――仏教が補完する医療の未来 (サンガジャパンVol.28)


●特集「医療と仏教 ―仏教が補完する医療の未来―
「なぜブッダは「医王」と呼ばれたのか?」名越康文
「日本的マインドフルネスとは何か」熊野宏昭
「仏教と医療との邂逅」川野泰周
「チベット仏教と死と医療」Dr.バリー・カーズィン/佐々涼子
「チベット医学と仏教」小川康
「禁煙とマインドフルネス」磯村毅
「僧侶になった「元プロボクサー医師」」川島実
「河合隼雄―医療と仏教をつなぐ人―」三砂慶明


仏典に度々「医王」と書かれているブッダ。

文明が発達し寿命が延びた現代でも、心から来る様々な病気の対して実績2000年の仏教のアドバンテージはまだあるということか。

個人的に面白かったのは、医療としてのマインドフルネスを研究されている熊野宏昭先生の「日本的マインドフルネスとは何か―鈴木大拙の『日本的霊性』』を参照しつつ考察する、西洋と東洋の交わりから生まれるより効果的な医療の模索」

ここに出てくる角田忠信先生の「世界中で日本人とポリネシア人だけが音を左の脳で聞いていて、音から論理的な意味を読み取っている。(中韓は西洋人と同じ)」の話は、科学界の評価は別として語学が苦手な日本人が多いのをみると有りかなと思った。


「日本の大乗仏教は本当の仏教ではない」という話はよく聞くが、形が不明確だった日本の様々な霊的な伝承を容易にするために、システマチックな仏教を道具として取り入れたというのはあるかもしれない。







by rakuchin-dou | 2018-01-06 03:13 | 最近読んだ本 | Comments(0)

福岡市中央区今泉の整体・鍼灸院のブログ。仕事関係より読んだ本の感想がほとんど。
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