人気ブログランキング | 話題のタグを見る

らくちん道への道

感情で釣られる人々 なぜ理性は負け続けるのか (集英社新書)

感情で釣られる人々 なぜ理性は負け続けるのか (集英社新書)

堀内 進之介/集英社

undefined

内容紹介
【推薦! 】
姜尚中氏(政治学者)
「そうか、理性も感情も活かすこんな手があったのか。久しぶりに読み応えのある新書に出会えた」
杉田敦氏(政治学者)
「弱くて感情的な人間存在に寄りそう理性の書」
橘玲氏(作家)
「知の最先端から社会を論じる若手の論客がようやく現われた。このままずっと先まで見せてほしい」
宮台真司氏(社会学者)
「感情も意志も当てにならない『弱い人間』に、何かを貫徹させる方法はあるか? それは悪用されないか? 良い社会を作る最後の理性的方法を本書は提案する」
【主な内容】
カモられるな!
これが人間の弱さを逆手に取る戦略だ

なぜ選挙戦で理性的に話す候補者よりも感情的な候補者のほうが優位に立ちやすいのか?なぜネットは些細なことで炎上するのか? そしてなぜ理不尽な労働を強制されても奉仕してしまうのか?
その背景には、国家・企業・共同体が巧みに仕掛ける「感情の動員」がある。あなたは知らぬ間に搾取されている。本書は、それに抗う方法を提案する!


タイトルと、いわゆるリベラル系の著名人たちが推薦していたので興味が出て読んでみたが、今一ピンと来なかった。
この本を手にした段階で、著者の思惑通りカモられたのかもしれない。

昔から「人間は感情の動物」と言われ理性より感情が勝ることが多く、それを熟知した権力者から利用されまくっているのはその通り。

有名なブルース・リーの「考えるな、感じろ」の言葉はよく引用されているが、個人の生存を脅かす直近の危機の回避には考えている時間はないので、感じたら直ぐ動いた方が生存率が上がるとは思う。

これが社会的なレベルの問題の対処になると直観的に感じて行動したことが結果不利益をこうむることも多いのは、意図的にそういうシステムをつくっているということか。

しかし、具体的な解決策があるのかといえば特にあるわけでもなく、この本にも書かれていない。





整体・薬院らくちん堂



by rakuchin-dou | 2016-08-25 03:06 | 最近読んだ本 | Comments(0)

福岡市中央区今泉の整体・鍼灸院のブログ。仕事関係より読んだ本の感想がほとんど。
by らくちん堂
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

最新のコメント

また、オレンジの虚言書込..
by 通りすがり at 10:59
通りすがり さま ..
by rakuchin-dou at 10:49
オレンジは精神病人 世の..
by 通りすがり at 17:32
らいおん 様 お久..
by rakuchin-dou at 19:55
私もようやく見てきました..
by らいおん at 11:34

最新のトラックバック

検索

ライフログ