内容紹介
著者は、イチロー選手やフェリックス・フェルナンデス投手をはじめとするメジャーリーガー、プロゴルファーの宮里優作選手など、アスレティック・トレーナーとして日米のトップ・アスリートを見てきた。スポーツの現場で発見したトップ・アスリートと並のアスリートとの違いは「呼吸」にあるという。並の選手は共通して呼吸を〝使えず〟 、スーパー・アスリートは共通して呼吸を〝活かして〟いるそうだ。それではその正しい呼吸とは何なのか? その呼吸が生み出すメリットとは何なのか? その呼吸を我々は活かせているのか? その呼吸を体得にはどうすればいいのか?……「呼吸」に対する様々な疑問に、著者が懇切ていねいに答えていく。また「正しい呼吸」を手に入れるための数々のエクササイズも紹介。「正しい呼吸」を体得すれば、フィジカル面はもちろんメンタル面でも安定が期待できるというから、スポーツのみではなく日常の仕事での高いパフォーマンスも期待できる。ライバルに差をつけるのは「正しい呼吸」なのだ。
呼吸や横隔膜の使い方について書かれた本。
「人間にとって肺や心臓と同じように大切な内蔵たちがなぜ骨に守られていないのは、呼吸を自由にできるため」と著者は考えているようだ。
実際に、人間が内蔵の中で自分の意思でコントロールできる呼吸を起点に身体の調整をするのは有効だと思う。
内蔵の位置など元々均等でない左右の歪みのパターン(カイロの骨盤だと左ASINと右PIEX。リスティングがチャンポンでゴメン)を横隔膜など隔膜で調整するのはオステオパシーでもあるが、弱い側を強くするのにはこの本にあるような訓練も必要になるかと。
整体・薬院らくちん堂
by rakuchin-dou
| 2016-07-26 20:29
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