ケンカ術の科学 データと数式が示す不敗の構造 (BUDO-RA BOOKS)
岐阜が誇るケンカ術の林 悦道先生の本。
今回は、ケンカ術の実践における検証データや林先生が習った3人の喧嘩の達人などについて書かれている。
私は大学生~30代半ば(途中3年ほど静岡)まで岐阜に住んでいて、今では寂れた柳ケ瀬にも一時期はよく飲みに行っていたが、幸いにもここまで危ない目に遭ったことは無い。
格闘技だと、頭脳より体力と技術の重要度が圧倒的に高い(3:7ぐらい)が、これがケンカでは頭脳の比率が7割に変わる。
危機管理の情報分析を十分行い、後は自分がどう決断するかが重要となる。
また、複雑で難しい技は必要なくて、相手がどんな技を使ってきてもシンプルな技で対応するというのは、古流の柔術や中国武術とかと同じ。
ケンカの対応能力を高めるトレーニング「今どうする?」というのは、ある意味禅の公案ともいえる。
真逆ともいえるやり方であるが、もしかしたら心を磨くことにつながるかもしれない。
整体・薬院らくちん堂
by rakuchin-dou
| 2015-06-03 22:48
| 最近読んだ本
|
Comments(2)
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by
ゆう
at 2015-06-10 13:45
x
お久しぶりです。
以前、ムエタイの話でコメントさせていただいていました。
最近のN氏のブログ記事を見て疑問を感じたので、らくちん道さんの意見が伺えたらと思い書き込みます。
武術とは、相手を攻撃することばかり考えるようなものなのですか??
N氏の記事を見ていると、不良を賛美して、不意打ちや武器を使うから自分は強いと主張しているように見えて仕方ありません。また、銃を取り上げ、銃を使えないなら外国の危険地帯に行けば役に立たないと小馬鹿にしています。
いったい、N氏は何がしたいのでしょう?
武術に「身を守る」部分があるなら、不意打ちや武器を「警戒」しても、賛美することにならない気がします。
また、銃に関しても、外国なら外国の状況に合わせるべきですが、銃が実質的に出回ることが少なく、習熟することがかなり難しい日本で、銃を賛美するのは、
「ケンカならなんでもありだから誰にでも勝てる」と妄想しているのと何も変わらない気がします。
繰り返しになりますが、武術は自分に都合のいい攻撃だけを想定するのですか?
「常在戦場」という言葉がありますが、これは「いつ攻められてもいい、心構えを持つ」ことだと思っていますが、
N氏を見ていると、「戦場なんだから、自分の都合のいい時に攻撃すればいい」と考えているように見えます…
長文失礼しました。
以前、ムエタイの話でコメントさせていただいていました。
最近のN氏のブログ記事を見て疑問を感じたので、らくちん道さんの意見が伺えたらと思い書き込みます。
武術とは、相手を攻撃することばかり考えるようなものなのですか??
N氏の記事を見ていると、不良を賛美して、不意打ちや武器を使うから自分は強いと主張しているように見えて仕方ありません。また、銃を取り上げ、銃を使えないなら外国の危険地帯に行けば役に立たないと小馬鹿にしています。
いったい、N氏は何がしたいのでしょう?
武術に「身を守る」部分があるなら、不意打ちや武器を「警戒」しても、賛美することにならない気がします。
また、銃に関しても、外国なら外国の状況に合わせるべきですが、銃が実質的に出回ることが少なく、習熟することがかなり難しい日本で、銃を賛美するのは、
「ケンカならなんでもありだから誰にでも勝てる」と妄想しているのと何も変わらない気がします。
繰り返しになりますが、武術は自分に都合のいい攻撃だけを想定するのですか?
「常在戦場」という言葉がありますが、これは「いつ攻められてもいい、心構えを持つ」ことだと思っていますが、
N氏を見ていると、「戦場なんだから、自分の都合のいい時に攻撃すればいい」と考えているように見えます…
長文失礼しました。
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by
rakuchin-dou at 2015-06-10 18:28
ゆう 様
コメントありがとうございます。
ご質問の答えですが、先に結論から申しますとゆう様ご自身が書かれているように、N氏の語る武術の話のほとんどは現実の強者に対する嫉妬からくる妄想だと思っていいと思います。
>武術とは、相手を攻撃することばかり考えるようなものなのですか??
「武術とは?」という概念に決まりはないですが、わかりやすいのは「自分が生き残るために危険を回避する様々な方法」ということだと思います。
そのためには、自分が常に安全で相手より優位な条件や場所にいることが重要で、攻撃は二の次になります。
優位な条件の中には、技術の習得や肉体の鍛錬も含まれます。
また、その場限りで相手より優位な武器や不意打ちで勝ったとしても、その後報復されたら意味はありませんので、大局的な戦略や戦術の理解も必要です。
N氏は、よく銃について語っていますが、彼自身は銃についての専門的な訓練を受けたわけではありません。
彼の武術が、外国の紛争地域などで通用するという証明も一度もしていません。
>繰り返しになりますが、武術は自分に都合のいい攻撃だけを想定するのですか?
今回紹介の本にも出てきますが、実戦だと実際の戦いが始まる前に相手をいかに自分の有利な条件にはめ込めるかが重要とされるので、条件が整っていれば相手の多彩な攻撃を想定する必要はなくなってきます。
そのためには、常に事前の準備と自分の居場所を確認することが大事です。
これは、普通の仕事でも行われていることです。
>「常在戦場」という言葉がありますが、これは「いつ攻められてもいい、心構えを持つ」こと
その通りです。
我々の日常生活でも一寸先に何が起こるのかはわかりませんので、武術はあらゆることに対応できるような心構えが身に着きやすいですね。
逆に武術を深く考えると、結局は武術以外にも自分の器を広げないとならなくなります。
コメントありがとうございます。
ご質問の答えですが、先に結論から申しますとゆう様ご自身が書かれているように、N氏の語る武術の話のほとんどは現実の強者に対する嫉妬からくる妄想だと思っていいと思います。
>武術とは、相手を攻撃することばかり考えるようなものなのですか??
「武術とは?」という概念に決まりはないですが、わかりやすいのは「自分が生き残るために危険を回避する様々な方法」ということだと思います。
そのためには、自分が常に安全で相手より優位な条件や場所にいることが重要で、攻撃は二の次になります。
優位な条件の中には、技術の習得や肉体の鍛錬も含まれます。
また、その場限りで相手より優位な武器や不意打ちで勝ったとしても、その後報復されたら意味はありませんので、大局的な戦略や戦術の理解も必要です。
N氏は、よく銃について語っていますが、彼自身は銃についての専門的な訓練を受けたわけではありません。
彼の武術が、外国の紛争地域などで通用するという証明も一度もしていません。
>繰り返しになりますが、武術は自分に都合のいい攻撃だけを想定するのですか?
今回紹介の本にも出てきますが、実戦だと実際の戦いが始まる前に相手をいかに自分の有利な条件にはめ込めるかが重要とされるので、条件が整っていれば相手の多彩な攻撃を想定する必要はなくなってきます。
そのためには、常に事前の準備と自分の居場所を確認することが大事です。
これは、普通の仕事でも行われていることです。
>「常在戦場」という言葉がありますが、これは「いつ攻められてもいい、心構えを持つ」こと
その通りです。
我々の日常生活でも一寸先に何が起こるのかはわかりませんので、武術はあらゆることに対応できるような心構えが身に着きやすいですね。
逆に武術を深く考えると、結局は武術以外にも自分の器を広げないとならなくなります。
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