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らくちん道への道

新装版 霊的治療の解明

新装版 霊的治療の解明

原著 Harry Edwards , 翻訳 梅原 伸太郎 / 国書刊行会


内容紹介
不治の病に侵された患者を次から次へと治した伝説の霊的治療家ハリー・エドワーズが、その驚くべき治療の真実を語った衝撃の記録。
曲がった背中が伸び、腫瘍が消えてなくなる――「キリスト以来最大の霊的治療家」、「霊的治療家の最高峰」と讃えられるハリー・エドワーズ(Harry Edwards 1893-1976)が、みずからの驚異的な治療の数々について語った衝撃の書。
現代医学では治療不可能とされ、医者に匙を投げられた難病・奇病の患者たちが、彼の治療を受けると嘘のように治ってしまう。
この奇跡は、ハリー・エドワーズ治療院を訪れた患者だけでなく、手紙のやりとりでの治療(遠隔治療)を受けた患者にも起こる。
本書では、これらの治療例を紹介するとともに、霊的治療の具体的な概念・方法についても詳しく言及している。
霊的治療を実践している人、これから学ぼうとしている人も含め、スピリチュアリズムに興味を持つすべての人必読の一冊。

「ひとを思いやる気持ちがあれば、誰にでも霊的治療は可能です」
(帯にある著者の言葉)

こういう本が素直に読めるようになって、あらためて自分は変わったなと思う。

私が治療の世界に入った頃は、「自分が修行して、腕を上げることで患者を治すのが本道」だと思っていて、いわゆるスピリチュアル系のエネルギー治療家達のことを、「厳しい修行もせず技術もないのに、自分達が高いステージにいると思い込んでいる選民意識の強い勘違い野郎」だと蔑んでいた事もあったからね。

実際に自分で開業して、多くの色々な難しい症状の患者さんと対峙していく過程で、自分の力以外の存在や「人が治ることの不思議さ」を感じることが多くなった。
学問やテクニックの向上も必要だが、それだけではない世界があるように思う。


江原啓之さんや矢作直樹先生の著書にも度々名前が登場する、霊的治療家ハリー・エドワーズ。



この本は、日本で1984年に出版されたものの新装版。

「霊的治療」とあると、私と同年代の人は昔のTVで良く取り上げられていたフィリピンや南米の心霊手術を思い出すかもしれない。

ここでの霊的治療というのは、治療をする本人の力ではなく、霊界にいる高級霊の治療の力を借りて病を治したり癒したりするもの。

信仰心は関係ないし、中国の気功や日本の拝み屋が行う加持祈祷とも違う。

よく心身というが、霊的治療を含むスピリチュアリズムでは肉体と精神や心以外に霊や霊界の存在があり、それぞれの調和が崩れた時に病になると考えているようだ。

あと、霊的治療家はお金などの報酬を受け取らないのが基本みたいだから、プロの治療家である私は純粋な霊的治療家にはなれないね。
まあ、それでも相手が治ればどうでも良いけど・・・


この本の素晴らしい解説部分は、霊的治療について(梅原伸太郎文庫 様)で読むことが出来る。(改行がなく読みにくいのが残念)


整体・薬院らくちん堂



by rakuchin-dou | 2014-12-11 01:39 | 最近読んだ本 | Comments(4)
Commented by 一丈青 at 2014-12-13 11:07 x
そうですね。私も(「不本意ながら…」このニュアンス・汗)「御意!」と言う他ありません。
Commented by rakuchin-dou at 2014-12-14 01:30
一丈青 様

コメントありがとうございます。

>「不本意ながら…」

ホント、こちらの思惑とか関係なく、不思議なことが起こりますからね。
Commented by 島出汁n助 at 2014-12-14 10:02 x
お疲れ様です。
村上選手の様に流派のトップの方が他団体に出てグローブ着けて戦う姿は当時刺激的でしたよね。
僕、高岡先生のセミナーに2回出席した事あります。住まいが千葉の市川で、当時セミナー会場が歩いて10分位の所でした。港選手も来られてました。貴重な情報が満載だったと思うんですが、行かなくなりました。ちょっと誇大広告的に当時感じてしまったかも。短絡的でした。
ハリーエドワーズの解説文読んでます(まだ半分位。シルバーバーチが出てきました)面白い!また感想書かせていただきます。
素人の興味本位の質問に真摯に答えていただきありがとうございました。押忍。
Commented by rakuchin-dou at 2014-12-14 18:26
島出汁n助 様

コメントありがとうございます。

>村上選手の様に流派のトップの方が他団体に出てグローブ着けて戦う姿は当時刺激的でしたよね。

そうでした。
村上選手といえば、K-1の元になったトーワ杯も凄かったですね。
佐藤塾に通っていた私の鍼灸学校の同級生が言っていましたが、村上選手は佐藤塾の出稽古でのスパーリングでは最初佐藤塾の選手に押されるのですが、あの強烈な左フック一発で逆転していたそうです。

>高岡先生のセミナー

私も95年ごろ一度参加したことがあります。
あの当時では、高岡理論はかなり斬新でした。

そういえば、以前兼虎で働いていた方が川越で「中華そば こじま」という鶏煮干しそばがメインのお店をオープンしたと聞いたので、勉強会とかで近くに寄った時は行こうと思います。
よかったら、島出汁n助 様も開業された時は教えてください。

福岡市中央区今泉の整体・鍼灸院のブログ。仕事関係より読んだ本の感想がほとんど。
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