らくちん道への道

インチキ霊能者とホンモノ霊能者の見分け方(成甲書房)


内容紹介
霊能力と楽しく付き合う方法
あなたにも不思議なパワーがある!
これぞ、ハイパー霊能論、「ある・ない」論に終止符を打つ!
はじめに:インチキかホンモノかを論じる意味について
第1章:インチキ霊能者とホンモノ霊能者の見分け方
第2章:霊能者・霊能力との上手な付き合い方
第3章:本物の霊能者になる方法
第4章:霊能なんでも相談―霊能トラブル解消します

私はすでに40年以上、スピリチュアルの世界で生きてきました。「何がホンモノで、何がニセモノか」―そろそろこのパラドックスのような問題に決着をつけなければならない、そう覚悟を決めました。ただしその際に重要なのは、霊能者がホンモノかニセモノかという議論以上に、「何がホンモノで、何がニセモノか」という定義そのものを明確にすることです。それはすなわち、「この世界がホンモノであちらの世界がニセモノか」という議論でもあります。―「はじめに」より




超能力者で霊能者の秋山眞人(あきやま まこと)さんの本。

いきなり余談だが、昔神保町の某古本屋で立ち読みしていたら隣に秋山さんがいて少し話をしたことがある。

本の内容については著者は当然霊能者擁護の立場とはいえ、興味深い話も多い。

オカルト好きの私などはともかく一般的に霊能者といえば胡散臭い人の代表だが、秋山さん御自身は霊能者であることに強いプライドを持っていて、霊能者は芸術家と同じだと考えているようだ。

確かに、世に出ている芸術品の中には一般人には価値が高いか低いか判断不明なものも多いので、芸術に例えるのは間違っているとは言えない。

そうであるなら何かしらの作品が残っていないとおかしいが、彼らと比較されるマジック(手品)の方が芸としての認知度は高い。

個人的には、虚実入り混じるストーリーを楽しむ気分にさせる水商売に近い世界だと感じる。

また、霊能とか超能力が今まで科学から認められずインチキ扱いされたことに対する悔しさを文章の中に感じるが、例に挙げた芸術の良し悪しを科学的に数値化することは出来ないのだから、科学の世界から認められることは早く諦めた方が良いと思う。

宗教の話で、霊能がなかった人でも信者が3,000人を超えると能力が発現する話が書いてあって、この人数が正しいかは別として本当に起こることがあり良い方向に発現すれば問題ない。

逆にカルト団体の事件が起こった時には教祖と側近のみが批判されるが、多くの信者の強い願望に対し教祖が応えようとする過程でおかしくなるケースが多いので、実は信者側にも大きな問題がある。

ヒーリングについても、相手の病気などを自らが受けることで楽にさせる力を持つ人の話が出てきて、このレベルだと病気だけでなく運命をも変える力があるそうで、少し前にもこの現象を目の当たりにしたばかり。

ただし、この本でも病気の時は先ずは病院での診断を薦めている。




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# by rakuchin-dou | 2017-07-21 22:27 | 最近読んだ本 | Trackback | Comments(2)

月刊 秘伝 2017年 08月号


内容紹介
巻頭特集
みんなが知らない 太極拳の秘密
特別寄稿 清水豊(両儀堂)
対談 真北斐図(陳式太極拳83新架式)×湯川進太郎
簡化24式太極拳 李徳芳
99式太極拳 岡部武央
鄭曼青37式 嘉陽与南(薪伝鄭子太極拳)


今月の秘伝は太極拳特集で躾道館の兄弟子の岡部武央(おかべたけひさ)師範が登場。

同じく兄弟子の玄武館道場の岡部宜史(おかべよしふみ)師範も相手役として出られている。

先日富士宮の道場を訪ねた時もこの話題が出ていて、今回は太極拳の特集であるが記者の方は武術というよりボディワーク的な見方で取材をされたらしい。

何でも今の秘伝の購買層の3割が整体とかの仕事をしている人だそうだ。

痩せ型に見える岡部武央師範であるが、若い頃から様々な格闘技の選手として活躍されたように、元々筋力が強くて若い時はリンゴを軽々と握り潰していた話も聞いた。

常人より内部感覚が優れていることもあり、小林直樹、河野義勝、深井信悟の三人の師に学んだ99式太極拳も独自の風格になっていると感じる。






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# by rakuchin-dou | 2017-07-19 23:13 | 最近読んだ本 | Trackback | Comments(0)

無分別智医療の時代へ(内外出版社)


内容紹介
科学万能な世の中だが、心の片隅で「科学ではとらえきれない智慧」というのも、
どうやらありそうだな、と感じている人も多い。
今では、そういう「智慧」を応用したいろいろな医療が少しずつ普及し始め、治療実績を上げている。
本書では、そういった科学では説明できないが実効性のある医療を
「無分別智医療」と名付けて推進することを提案する。
宗教や科学の歩み、「気」の仕組み、量子力学などの最新科学の知見から、
「無分別智医療」とは何かをひも解き、
それを医療の現場でどう活かしていくのか――――。
今、この新しい医療が、詐欺やまやかしの温床にならずに健全に発展する方向に、
人々の知恵を結集すべき時が来た。
来るべき新しい医療の発展、可能性を拓く、医療革命の書!


時代は 無分別智医療へ(前編) - びんちょうたんコム

著者の天外伺朗さんは「AIBO」を開発した元ソニーの技術者で、スピリチュアル系の著書を多数書かれている。

提唱する「無分別智医療」とは「科学的には説明できないが、治療実績を上げている新しい医療の方法論」のこと。

東洋医学の鍼灸の氣や経絡の概念も含まれ、同じく科学的根拠に乏しい代替医療全般は悪く言えばオカルト医学ともいえる。

西洋医学ベースの科学的な治療を行うのならば、理論上の効能を謳うだけでなく実際のデータを示さないといけない。

スピ系のファンが多い著者だが、この本では科学的な実験で効果が認められていないのに、「波動」や「量子力学」など科学の用語を用いた医療や医療機器に対して詐欺とまで書いているところもあって驚いた。

ほとんどが100年前に流行したラジオニクスが元ネタで、詐欺で訴訟に発展した高額な波動測定器など機器を分解して中の構造を調べると、何かしらの電気抵抗を変える単純な回路があるだけのことが多いので詐欺といわれてもしょうがない。

ただしこの本では、こういうものを使用すること対して否定というわけではなく、この中には現実に多くの人を治せた実績を持つ人がいるというのがミソ。

どんな技法や機器を使えば良いとかではなく、同じことをやっても治せる人は治せるし、どんなに権威のある先生に習った技法や高額な機器を用いても効果が出るとは限らないということで、こうなると誰がやっても一定のデータが出せる科学であることはできない。

易などの占いとの共通点も出てくるが、私も事前情報なしに私の過去の出来事をかなり正確に当てた(未来に関してはまだ)人には何人も会ったことがある。

また、脈診やクラニオのCRIなど客観性のない個人の感覚にすぎないもので身体だけでなく深い個人情報を取り出せる人もいて、現代の科学では解明できない世界があるようには感じる。

とはいっても、検査とかで重篤な病気が発見された時に、余程のバクチ好きでなければ最初から代替医療を選択するのはお勧めできない。

奇跡のような病気の治癒については宗教的な愛とか慈悲とかが関与するようにも思えるが、逆に人格が破綻しているとしか思えない人もいる。

善悪どころか形もないし理屈があるようで全くない世界だから、結局は結果は好むと好まざるに関係なしに受け入れるしかなくなる。

<追記7.16>
これで逆の意味の実績をつくってしまった。
標準医療より気功の方を信じたわけだから、過去の実績はそれなりにあったのだろう。
今後世間から弾圧されるのかはわからないが、一度淘汰された方が良いのかもしれない。


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# by rakuchin-dou | 2017-07-14 22:32 | 最近読んだ本 | Trackback | Comments(0)

「ポスト真実」の時代 「信じたいウソ」が「事実」に勝る世界をどう生き抜くか(祥伝社)



内容紹介
イギリスEU離脱(Brexit)、トランプ現象、フランス大統領選挙、ロシアゲート、
共謀罪、安保法制、特定秘密保護法などの強行採決、やりたい放題の閣議決定、
原発問題、沖縄問題、豊洲市場問題、排外主義、語の意味をぼやかす言い換え、露悪的な「本音」の蔓延、
フェイクニュース、オルタナティブ・ファクト、ヘイトスピーチ――
なぜ「嘘をついたもの勝ち」の世の中になったのか?
おかしな時代の空気に、どう対抗するべきか?
最前線を疾(はし)るメディア・アクティビストと
気鋭の日本文化・文学研究者が徹底分析!



人は皆自分の見たいこと聞きたいことだけ受け入れ、自分の都合の悪いことは現実に起こっても受け入れることのできない動物だということがよく分かる本。

著者の日比嘉高さんの分析には同意できるところが多くあった。

残念なのは、前半の日比さんの分析を踏まえて後半の主役メディア・アクティビストを自称する津田大介さんの文章を読むとギャグにしか見えなくなるところ。

日比さんの「(現代は)事実の供給過剰がある」というのはネットだけのことで、まだ多くの人の情報源であるTVの地上波においては世論誘導目的の偏った物の見方や印象操作が横並びで行われ、公平性を求めた放送法4条無視の状態が続いている。

特に最近顕著の「報道をしない自由」においては、大本営発表に通じる恐ろしいものを感じる。




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# by rakuchin-dou | 2017-07-13 22:15 | 最近読んだ本 | Trackback | Comments(2)

孔子を捨てた国――現代中国残酷物語 (ASUKASHINSHA双書)


内容紹介
ともに儒教を文化の基盤にしているから「中国人とは理解しあえる」と信じる日本人はいまだに多い。
だが、習近平政権下の空前の儒教ブームは、政治に敏感な彼らの保身のための口パクにすぎず、中国人はとうに孔子を捨てていたのだ。
「つらの皮厚く、腹黒く、常に人を疑い、出し抜くことを考え、弱いものを虐げ、強いものにおもねりながら生きていかねばならない」中国人の苛烈すぎる現実を、当代一のチャイナウォッチャーが取材。
共産党独裁下で想像を絶する生き地獄に苦しむ人々。厳しい社会階層のヒエラルキーの中で管理、コントロールされ、言論や思想の自由も許されない大多数の国民が直面する、
冷酷無比の支配システム、過酷すぎる政治権力闘争、血で血を洗う近代史をできるだけ具体的に描写。
「実際の中国社会は儒教を建前とした残酷な世界なのだ。日本人的な甘ったるい善意や真心が中国人に通用すると期待してはいけない」
2017年、トランプ政権とともに米中は新たな緊張関係を迎え、日本も必ず巻き込まれる。
「日中の関係改善を期待するよりは、この残酷で腹黒い国と対峙していかねばならないことの大変さ」を覚悟する全5章。
弱者の人権はとことん踏みにじられ、知識人への政治的迫害と拷問、臓器売買犯罪、カルト宗教がまん延する社会……
凶悪事件や大事故、人民蜂起が相次ぐ中国の闇。月刊誌の名物連載、待望の書籍化!



この本は発売当時読んでいたのだが、内容があまりにも悲惨で最後までは読めなかった。

最近、著者の福島香織さんと中国人犯罪に詳しい坂東忠信さんがこの本を紹介している動画を見つけた。



動画を見ると、今でも三国志や水滸伝の時代とあまり変わらない民度と急激な経済成長に伴う劣悪な環境汚染の状況での中国人のたくましさを感じ、とても面白かったのでこのブログでも取り上げることにした。

法律があっても機能せず、暴力か財力か権力のどれかを持っていないと人として認められない世界に住む中国人の価値観は、ある意味とても単純でわかりやすいといえなくもない。

私は過去にいくつかの中国の伝統武術を学んでいるが、中華料理のネタで出てくる「四足で食べないのはテーブルだけ、空飛ぶもので食べないのは飛行機だけ」と同様の、彼らの身体への飽くなき探求心に感動すると同時に当たり前のような残虐性に辟易するところがあった。

日本の武士階級のように力を持つ者に高い規範が求められたのと違い、太極拳のように当時の権力者側に近かったのを除くと、いくら腕っぷしの強さを誇っていてもヤカラ扱いだった中国の民間武術家の地位が低い理由があらためてよくわかった。

あとこの動画での、民主党政権が誕生した時の鳩山首相の宇宙人的友好な態度に、中国側が最初意味が分からず孔明の罠だと警戒して対処が遅れたおかげで日本が助かったエピソードは笑えないけど笑ってしまう。




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# by rakuchin-dou | 2017-07-11 22:36 | 最近読んだ本 | Trackback | Comments(0)

福岡市中央区薬院駅近くで開業している整体院のブログ  更新が多い時は基本暇ということかな?
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