らくちん道への道

「カタカムナ」で解く魂の合氣術 〜運動力学を超えた“奇跡の現象"〜(BABジャパン)

内容紹介
技や型は必要なし。
古来からの心と体のあり方で相手を転がす!
「カタカムナ」とは、世界四大文明の遥か前、今から数万年前(上古代)の日本で発祥した文化。神道やあらゆる日本文化のルーツで、目に見えない現象も全て捉えた言魂文明。命や心や時間を含む万象を直感して、その性質を説明した直感物理といえる。上古代日本の文化「カタカムナ」が伝える「マノスベ」(体で感受して、それに従った自然な動き)状態になれば、攻撃しようとした相手が自ら崩れる。争わず調和する日本文化の本質を、簡単に体現! カタカムナで学ぶ魂合氣(たまあいき)は、「投げられて笑うしかない」術である。

昔の秘伝を思い起こす本。

また新しいオカルト系合気武術が登場したのかな?と思って手に取って読んでみた。

前半に姿勢の話が出てきて、これは面白かった。

著者の推奨する姿勢は、踵側重心で鼡径部を緩め、胸骨を上に持ち上げ肩甲骨の下側を内側に寄せるというもので、昔の日本人が用いていた姿勢だと考えているようだ。

著者の姿勢を宮本武蔵の「水之巻」に出てくる姿勢と同じというのは無理があるような気がするが、この姿勢は女性やお年寄りには良いかもしれない。

そういえば以前、小用茂夫先生のセミナーに参加した時に、足半(あしなか)という普通の草履の前半分ぐらいの履物を付けて歩く練習をしたことを思い出す。

足半を履くと踵が床に密着するので骨格が安定し力が出るということで、材木や鵜飼いなどに従事する人たちに伝統的に使われていたらしい。

来院された患者さんの中で、爪先重心で膝に負担が掛かって膝が悪くなっていると思われる何人かに足半を勧めたところ、こちらが思った通り改善したという声をいただいた。

逆に、この姿勢や歩行が合わない人もいるだろう。

知人に聞いた話だと、足半には踵を付けない立ち方や歩き方をすることを良しとする逆の方法論もあるそうである。

こういう話を聞くたびに、昔は一つだと思っていた正しい姿勢が複数あることを思い知らされる。

共通してそうなのは、骨格を正しく使うために、両肩を前に出さないことと鼡径部が緩んでいることぐらいか?


あと、カタカムナに伝わるエネルギーの流れや独特の発音などを用いると、相手の力が抜けて投げられる話が出てくる。

普通の人からするとかなり胡散臭いが、ある種の“場”が出来ているとこういう現象は起こる。

エネルギーの流れについては、この本とは逆の使い方でも同じ現象が起こせる人もいる。

万人に起こる訳でもなく、別の強い意志や価値観を持っている人には起こらない場合がある。

ただ、表面で強く否定していても無意識下での期待を持っていると現象は起こるので注意。

<追記11.20>
ここの技を体験したことのある方から連絡が来ました。

要約すると「精神的な場がないと成立しない技を護身術として教えるのは危険である」という内容です。

こういう武術を学んで「暴漢から襲われた時に身を守れる!」と何の疑問もなく思える人は、仮に善人であったとしても頭が悪いとしかいえないのは確か。

おススメはしないが、実際に危険な場所に行って試してみれば直ぐにわかるけどね。

楽に動ける身体の使い方とかは参考にしても、対人で使うものは内輪の遊びとして関わるのが健全。




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# by rakuchin-dou | 2017-11-20 01:45 | 最近読んだ本 | Trackback | Comments(2)

「マツコの知らない世界」にN氏出演

今日知人から、TBSの「マツコの知らない世界」に(自称)武術研究家のN氏が出演するという連絡がありました。

2017年11月21日(火)よる8時57分から放送の「マツコの知らない女性を守る護身術の世界」(HPに予告あり)だそうです。

私は現在TVを観れない環境にいますが、興味のある方は観てください。

TV出演で有名になった武術研究家の先達である甲野善紀先生を「日本武道の恥」のように批判した過去のあるN氏ですから、視聴者に武術の素晴らしさを伝える番組になっていることを期待します。

番組的には色物扱いの気もしないではなく、終わった後の言い訳も想像できるところではありますが、もし良い番組であった時には素直に称賛を送りましょう!



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# by rakuchin-dou | 2017-11-17 17:17 | 某武術研究家(N氏)問題 | Trackback | Comments(1)

教科書では教えてくれない イエス・キリストと神武天皇 茂木誠が世界の五大宗教を講義する (Knock the Knowing)

内容紹介
世界は宗教で出来ている!
現代の日本人が忘れてしまった神話的、宗教的思考を思い出そう。
今の世界を理解するのに絶対必要な
「知らなかった」では済まされない本物の教養。
歴史とはアイデンティティである/日本の仏教は仏教ではない/インド仏教はなぜ滅びたのか?
『ギーター』は世界を変えた
暦に刻まれたユダヤ的歴史観
キリストの手と弥勒仏の手はなぜ同じ形なのか?
太陽神としてのイエス
元号はこうして生まれた
神武天皇即位は「革命」だった
わたしたちが「あたりまえ」と思っていることも、外の世界の物差しで見てみると、まったく違った風景として見えてきます。日本人は、中国の儒教、インドの仏教、西欧のキリスト教を受容しましたが、それらは日本に入ると別なものになってしまい、クリスマスと初詣と葬式仏教が混在する「日本教」になっていったのです。同じような変形は、中東で生まれたキリスト教がヨーロッパに受容されたとき、インドで生まれた仏教が中国で受容されたときにもおこりました。クリスマスの成立や、弥勒信仰の成立がそれを暗示しています。
「日本人だけが特殊」ではないのです。


著者は予備校の世界史講師で地政学の本も多く書かれている。

受験の為だけなら必要ないが、世界史を真に学ぶには国や地域の思想のベースとなる宗教を知る必要がある。

宗教というデリケートな分野だけに扱いが難しいところを一冊の本に上手く纏めているので、現在の世界のニュースを見る時にも役に立つと思う。

例えば、歴史のほとんどの戦争に宗教が関わっているからね。

個人的には、後半出てくる世界の宗教や神話に多大な影響を与えたとされるミトラ教の話はよくぞ書いてくれたという気持ち。

本には出てこないが、この本の紹介動画に出てくる無宗教や客観性を装う“もう一つの宗教”である(最先端の科学とはかけ離れた)唯物論や共産主義について知ると、今この世界に感じる違和感の正体がわかると思う。






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# by rakuchin-dou | 2017-11-17 01:16 | 最近読んだ本 | Trackback | Comments(0)

井上哲玄老師北九州法話会2017.11.12



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井上哲玄老師北九州法話会の2年ぶり3回目のご招待をいただいたので、昼から参加してきました。

場所は、徳力嵐山口駅前にある神理教という復古神道の神社内にある明星会館。

とても良い施設でした。

哲玄老師の法話会で話される内容は、いつも直球で来られるので聞いていて心地よい。

内容はネットやYouTubeなどで出回っていることとほとんど同じで、読んだり見たりすれば知識は手に入るが、直接お会いしてみたり実際に座禅をしないとわからないだろうね。

実際にやってみて、自らが本当に苦しい時に土台となる身の置き場をはっきりと知ることが出来たのが私にとって一番の収穫で、哲玄老師にはとても感謝している。

まあ、自分は禅の人間でもないし空想などの自我の世界も大好物なので、この世界で苦しみながら遊び続けるのだろう。

ただし繰り返すが、また本当に辛く苦しい時が来た時には答えが“ここ”にしかないことはよくわかっている。

自分のは座禅とはいえないものだとはいえ、何だかんだで毎日座っているけどね。

しかし思うに、(今回はいなかったが)仏教の知識を振り回し論戦を挑む者や個人的には本当に下らないと思う質問する人がいても、それらに全て対応しているのを見ると哲玄老師には敬服せざるを得ない。

最初に哲玄老師を知った時は「悟りを得た偉い坊さん」という単純なイメージで「会ったら何かご利益でもお貰えるかな~」ぐらいな気持ちもあったので、ネットとかで禅の人から「悟ったと言われている井上哲玄老師だが実は悟ってないよ!」みたいな記事を見つけると少なからずショックを受けたこともあった。

あれから2年経ち今は悟りとかもどうでもよくなり、懇親会とかでよくある「誰々の悟りが大悟か小悟とか」のレベルの話になって、ここでは大悟されたと喧伝される哲玄老師に学べたことのありがたさをテンション高く語る人を見ると、「そういうことじゃないよな~」と思いながら嘗ての自分の思い出し気恥ずかしくなる。

哲玄老師に限らず、何処かの凄い先生(神様でも)が自分を死ぬまで面倒見てくれるんなら良いけどね。


上の写真の短冊は、知処迷宗(知る処あれば宗に迷う)で牛頭宗(ごずしゅう)始祖の牛頭法融禅師の心銘の言葉らしい。

帰る時にくじを引いて貰ったが、偶然なのか迷走芸(?)の私に相応しい言葉を貰ったね。

そういえば、法話の中で御父上の井上義衍老師が書かれた「牛頭法融禅師著『心銘』の提唱録」を読むことをお勧めしていた。


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こちらの団扇は「空華(くうげ)」と書いてある。

懇親会の時に、哲玄老師に「余計なことをしないで禅だけやったらいい」というようなことを言われたが、「(自分はオカルト出身だし)空想である自我の世界も映画を観ているようで楽しいですよ」と答えていた(笑)。




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# by rakuchin-dou | 2017-11-14 03:27 | 雑感 | Trackback | Comments(0)

新聞記者 (角川新書)


内容(「BOOK」データベースより)
官房長官会見に彗星のごとく現れ、次々と質問を繰り出す著者。脚光を浴び、声援を受ける一方で、心ないバッシングや脅迫、圧力を一身に受けてきた。演劇に夢中だった幼少期、矜持ある先輩記者の教え、スクープの連発、そして母との突然の別れ…。歩みをひもときながら、劇的に変わった日々、そして記者としての思いを明かす。


菅官房長官記者会見で注目された女性記者の本。

左派からは政権に鋭く切り込むジャンヌダルクのような扱いだが、ネットなどの真偽不明の情報を裏取りもしないで言い掛かりのような質問をしたり、質問というより自分の意見を大声で主張する活動家の演説のよう見えることも多い。

政権批判そのものは必要なこともあるとはいえ、あのお粗末な質問の後ろにいる彼女のブレーンは何をやっているのか?

この本は題名が「新聞記者」ということで最初は違和感を感じたが、著者からすると「新人時代に叩き込まれたことをしているだけ」のようなので、特殊なように見えてもこれが新聞記者の本質だと思えば納得する。

スマホの普及でマスコミの異常さが世間にも広くにも伝わるようになり、今年(2017年)は「マスコミが自殺した年」と言われるのはしょうがないだろう。

朝の虎の門ニュースだったか?慶応大時代の同窓生でもある竹田恒泰さんが「学生時代の彼女はああじゃなかった。東京新聞に入社しておかしくなった」といった内容の話をしていたのを見たが、この本に詳しく書かれているご両親の人となりと幼少からの話を読む限りは「…なるべくしてなった」としか思えない。

その一方で、彼女の方にも不倫疑惑(?)を現在調査されているせいか、ご主人と娘さんの話は少ししか出てこない。

あと個人的には、シンパから美人と言われる著者の写真や動画を見ると下の歯と顎が気になってしょうがない。

方向性はともかく頑張る人なのかもしれない。

お大事に。



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# by rakuchin-dou | 2017-11-10 22:58 | 最近読んだ本 | Trackback | Comments(0)

福岡市中央区薬院駅近くで開業している整体院のブログ  更新が多い時は基本暇ということかな?
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